HSPは今に全集中すると諦めずにゴールを目指せるのかも

わたしは毎朝30分ほど、家の近くの川沿いをランニングしている。今日はランニングをしていて気づいたことについて書き留めておこうと思う。

ランニングし始めは体が軽いし、息もつらくないから、何でも新鮮に感じる。

でも、10分くらい走っていると、だんだん呼吸が苦しくなってきて「今日は走り切れるかな…」と心配になる。

さらに10分走ると、ますます呼吸が苦しくなり、腿や脚に疲労が溜まってきて、「今日はもうこの辺にしておこうかな」と諦めそうになる。

ふと、今日のランニングの過程を振り返り、「あれ?ランニングって私の物事への取り組み方に似てないか?」と思った。

私は目新しくて、楽しそうな物事にすぐ飛びつく。ブログやライター、その他の趣味などなど、あまり迷わずすぐに始める。

始めたては何事も新鮮で、やったことないことを学べることに喜びを感じ、「始めてよかった~!」と心底思う。

しかし、新しいことがなかなか習得できなかったり、結果が見えなかったりすると、「本当にこれは私に合ってることなのかな…」「別のことの方がもっと楽しめるんじゃないかな…」と思い始める。

そして、悩みながらもしばらく続けていても、なかなか思ったようにはいかず、「やっぱり私には向いてないのかも」と諦めそうになる。

しかし、今日のランニングでこの傾向を繰り返さずに継続する方法がわかった気がする。

それは、今に集中すること。

ランニングの途中で苦しくなったとき、「苦しいな」「もうやめたいな」「今日は目標地点まで走り切れないな」と思うと増々つらくなって足が止まる。だけど、今日はただ口から息が入っていくのと、出ていくのを観察することに専念してみたのだ。

すると不思議なことに、走り切れるかどうかとか、苦しいとかへの執着から離れられ、いつの間にかゴールにたどり着いていた。

あれ?さっきまであんなにつらくて、走り切れないだろうと思ったのに、呼吸を観察していただけでいつの間にか達成できていたのだ。

これは、普段の物事への取り組み方にも応用できるかもしれない。

HSPの人はあれこれ敏感に反応してしまって、今に集中しにくい脳のしくみを持っている。だから、先々のことを気にしたり、今のつらいことばかりに集中して、諦めたくなるのかもしれない。

でもそんな時は、呼吸に注意を向けたり、今の仕事のことだけを考えると良いのではと思った。今この瞬間に注意を払い、ひとつひとつ積み重ねていけば、いつの間にか達成できていたり、目指していた地点へ行けるのかもしれない。

  • このままじゃスキルアップできない

  • 老後も食うに困らないような仕事を見つけなきゃ

わたしはこうやって、今よりも先の方へ常に目をやっている。

あれこれ先のことに執着せずに、今できることに集中すれば、諦めずにゴールを目指せるのかもしれない。

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