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ホスピタリティを学ぶとは
日本ではなかなか聞き馴染みのない分野かもしれませんが、私は今スペインでホスピタリティに特化した大学院に通っています。
コースは様々あるのですが、私はInternational Hospitality Managementというコースにいます。
ざっくり言えばホテルや関連ビジネスのマネジメントに必要な知識が学べるコースなのですが、授業としては以下の科目が必修となっています。
(かっこ内は大まかな日本語訳)
-Hospitality Finance and Performance Management (ファイナンス)
-Sustainability in a Global Hospitality World (サステナビリティ)
-Hospitality Leadership and Organizational Behavior(リーダーシップと組織行動論)
-Services Marketing in a Digital Age(マーケティング)
-Entrepreneurship and Business Modeling(起業学とビジネスモデル)
-Hospitality Revenue Management (レベニューマネジメント)
-Strategic Management in a Global Environment (戦略的経営論)
-Events Management (イベントマネジメント)
授業はすべて英語で行われます。というのも大学自体はスペインにありますが、ここはスペイン校(分校)で本校はスイスにある大学なのです。
そのためキャンパス内の公用語は英語となっており、授業だけでなく食堂や事務の方など職員とのやりとりも基本的に英語で行います。
「基本的」と書いたのは、多くの職員が英語以外にスペイン語もできるため学生によってはスペイン語でコミュニケーションとることもたまにあります。
またホスピタリティの学校ならではの少し変わったルールがいくつか存在しています。
一つは「ドレスコード」です。
キャンパス内では平日午前6時〜午後6時の間はスーツの着用が義務となり、スーツで授業を受けることになります。
ただスーツといってもオフィスカジュアルではなく、上下の色が揃っていること(揃っていれば色は問わない)やスーツの生地の素材などにもルールがあります。
またシャツのアイロンがけを怠っていると先生に指摘されたり、また男性は座った時に裾が上がり短い靴下を履いてることがバレると突っ込まれたりもします。
他には食堂では髪の長い人は縛るかクリップなどで留めなければなかったり、教室外でスーツの上着を脱いではいけなかったり。
また1人1人自分の名前が入ったネームタグを持っているのですが、スーツの胸元に必ずタグをつけなければそれも指摘事項となります。
堅苦しさや自由がないと感じるかもしれませんが、確かにホスピタリティの世界はオールドファッション的な考えが多く残っていると思います。
ただ、皆さんが一流のホテルに入った時にもしスタッフの身だしなみがなっていなかったらどのように感じるでしょう?
私は日頃からきちんとした身だしなみを習慣にしておくのは賛成で、授業外のこういった部分もこの学校ならではの学びの一つかなと思っています。
またマナー講座を受けられたり、ホテル業界で成功されている方が講話に来てくれたりと授業以外に様々な知識やコネクションを作れるのも特徴です。
今回は基本的な学校の情報についてざっと書いてみました。かなり特色のある学校なのでまだまだ紹介したいことはあるのですが、、
授業の詳細やコネクション作り、どんな人がこの学校に来ているのか(同期メンバー)についてなどはまた別の記事にまとめようかなと考えています。
今回はこんなとろこで。
読んでいただきありがとうございます。
ではまた〜☕️
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