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心が満たされる2つのお金の使い方

円安にモノやエネルギーの値上げラッシュに始まり、さらには雇用保険も上がるなど、以前と同じように生活できてはいないのにも関わらず、変わらないお給料……

お金については思わず参ってしまうような、気持ちが暗くなってしまうニュースばかりが流れていて、

「節約がんばるしかないかな……」

となんとか財布の紐をきつくすることで乗り切ろうと頑張っている方も多いのではないでしょうか。

私もスーパーに行くと、少しずついろんな品物が値上がりしていて、思わず「高っ……」と思ってしまうことがあります。

でも、いくら節約しようとしてもそこには限界がありますし、あまりにもお金を使わないようにということにフォーカスしすぎていると、

「あれも買えない……」
「欲しいけど我慢しなきゃ……」

といったネガティブな感情が少しつづ積み上がっていき、どんどんと気持ちが苦しくなってしまいますよね

私たちって生きるためだけ(生活するだけ)に生きているのではなくて、

一生懸命働いた後に、家族と旅行に行って子どもやパートナーの笑っている姿を見ることや、
推しのグッズを買って応援し、ライブに行って推し活に集中したり、
大好きな友だちと会って、いろんなことを語りながら楽しくお酒を飲んだりしたりと、

こういった日々の生活の活力になるようなことを楽しむために生きているからこそ、そこをあまりにも削ってしまうと「何のために生きているんだろう……」としんどくなってしまいます。


「削る」方向を考えるのも大切ですが、自分にとっての大切な時間を守るために、どう「使う」のか(どんな気持ちで使うのか)、お金をどう「守り」「増やしていく」のか、を考えるのもとっても大事になってくるのだと思うのです。

惰性で買っていたものやなんとなく継続的に利用していたというモノ・サービスは卒業して、自分の心が本当に喜ぶもの、本当に求めるものに使っていくことを意識していくのが必要なのかな、と。

きっとそうやって本当に欲しいモノを買うことができたら、気持ちって満たされていくから……

私は最近、お金を結構使ったなと思った場面があったのですが、お金を使ってネガティブな気持ちになることもなく、むしろすごく気持ちが満たされた瞬間があったのです。

今回はそんな、心が豊かになるオススメのお金の使い方について書いていきます。

①自分がずっとやりたかったこと(欲しかったモノ)にお金を使う


一つ目は、自分がずっとやりたかったことにお金を使うことです


何に使ったかというと、コロナが流行り出す前にハワイに行った時以来の、約2年ぶりの“旅行”。

行くのは大阪と京都。中でもメインはUSJ‼︎

USJには、中学の修学旅行で1度だけ行ったことがありましたが、長蛇の列でアトラクションには全然乗れずに終わった、という記憶があります。

あまり楽しめなかったのでリベンジしにまた行ってみたいなという気持ちもありましたし、行けていない間に、アトラクションもどんどん増えていった様子。

その中でも私と仲良しの叔母は、

「ハリーポッターのエリアに行きたいね」


ということをずっと前から話していたのです。

だけど、そうこうしている間にコロナ禍がやってきて、行くのは難しい状況に……

コロナが流行ってからもう2年、そろそろ大丈夫じゃないか?ということで叔母と一緒に行くことに決めました。

叔母と行く日を決めてすぐに飛行機のチケットも予約。

その後、メインの目的地であるUSJのチケットについて調べてみると、USJにはエクスプレスチケットというものがあり、それがあれば対象の人気エリアへの入場が確約され、優先的に指定のアトラクションにも乗れるらしく、長時間並ぶのは避けたい私たちはそのチケットを買うことに決めました。

が、一つ予想外だったのはエクスプレスチケットはUSJの入場料金とはまた別だということ(笑)

それを知らなくて最初「えー!?」と焦ったのですが、大阪までのフライト時間の都合上、朝早くからは行けないし、ちゃんと乗りたいものは楽しみたいので叔母と相談して予定通りエクスプレスチケットを購入することを決めました。

USJのチケットにプラスして、当然ながら滞在するホテル代もかかるので、普段の私ではあまり使わない額がお財布から出かけていくことになりました(笑)

支払う瞬間は少しドキッとはしましたが、一瞬でそれもなく無くなり、楽しみな予定ができたことで気持ちよく支払うことができたのです。

一つ、大きな楽しみができるだけで毎日を楽しく生きられるんですよね

USJのことを調べたり、京都はどこに行こうか計画立てるだけでもう、楽しい。

以前、京都に行った時の写真


こんなワクワクした気持ちをくれるのだから、旅行することに決めて良かったな、と思いました。

こうしたずっとやってみたかったことを自分にやらせてあげる、ずっと欲しかったモノを自分に買ってあげるだけで、心は満たされていくので、すごく豊かな使い方なのではないかなと思います。

②他の人のためにお金を使う


2つ目は、“他の人のためにお金を使う”です

お財布の紐を固くしている時って自分のものを買うことでさえ躊躇してしまうから、他の人のために使うことなんてできない……と思ってしまうことも多いのではないでしょうか。

私も生活に余裕が無かったころは、人のためにお金を躊躇してしまいましたし、そんな風に躊躇してしまう自分のことが嫌だなと感じてしまっていました。

でも、使った時の満足感ってどっちの方が高いかと言うと、他の人のために使った時、なんですよね。

大切な人の誕生日プレゼントに、お世話になっている人へいつもの感謝の気持ちを込めてのプチギフトに……

他の人のために使って、その人が喜んでくれた瞬間、すごく気持ちが満たされていくのです。

自分のために使うよりも何倍もの豊かさを運んでくれるんだなということを、誰かにプレゼントを贈る度に思います。

人って誰かの役に立ちたい、貢献したいという欲求を持って生まれてきていると言われています。

誰かに何かを贈った時、喜んでくれた顔を見るとその人の役に立てたと感じるために、自分まで気持ちが満たされていくんでしょうね。

最近、お誕生日や、ちょっとしたプレゼントを買った時、とても気持ちよくお金を支払えたので、こうした誰かのためになるお金の使い方はこれからもしていきたいなと思いました。

心が喜ぶお金の使い方をしよう


無駄なことにお金を使わないのは大事ですが、どうせお金を使うなら喜んで使いたいもの。

自分の心が本当に喜ぶ使い方ってなんなのかを探り、気持ちよくお金を送り出せる自分でいたら、毎日を以前よりちょっと、楽しく生きられるのでは、と思うのでした。

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