奇跡は起こるよ、何度でも
「人生に奇跡なんてめったに起こらない。」
そう思う人もいるだろう。
何をもって奇跡と言うのかも、きっとそれぞれの価値観によって違ってくる。
だから、ある人にとっては「奇跡だ!」「ミラクルが起こった!」と思うことでも、
ある人にとっては「そんなの大したことないじゃん」って思うことかもしれない。
これを読んでいる方が、どういうことを奇跡と呼ぶのかは分からない。そして、もしかしたら「そんなの大したことじゃないよ」って思われることかもしれない。
でも私自身にとって「奇跡!」「ミラクルだ!」と思う経験を何度もしている。
例えばお仕事。
ずっと興味が持っていた職種があった。でもその職種は特に未経験だと挑戦することが難しいもの。
だから、昨年仕事を辞めた時は希望職種ではなく他の職種で仕事を探していた。なのに、決まったのはまさかの自分がやってみたかった職種でのお仕事だった。
しかも、私がこうだったらいいなと思う職場の条件がほぼ満たされている所だったのだ。
年収も副収入を含めて約1.5倍になり、かなり生活も楽になった。
お仕事がなかなかスルッと決まらず、絶望的な気持ちになっていた私にとってはまさにミラクルと呼べる出来事。
その後、そう時間は経たない内に再び奇跡は訪れた。
それは、念願だった海外で暮らす切符を手に入れたこと。
しかも私が1番行ってみたかった国、イギリスで2年間暮らせることになったのだ。
どうやってその切符を手に入れたのかというと、イギリスのワーホリに当選したから。
正式にはワーホリではなくYouth Mobility Scheme(YMS)と言って、ワーホリのようにホリデーが中心のビザではなく2年間就労できるビザになる。
YMSは完全に抽選。そして1年間に選ばれる人数は1500名の狭き門。
倍率は10倍なんて噂されているそのビザに応募したところ、幸運にも当選することができたのだった。
30歳までが応募できるビザだから、残り少ないチャンスで当選したことはまさにミラクルだなと思う出来事。
他にも、
・普通なら有り得ない家賃で数ヶ月の間タワマンに住むということが絶妙なタイミングで決まる
・言わなくてはいけない気まずいことを私から言わずに済む
など数々のラッキーを経験した。
こうした一連の出来事をライターのかわぐち晴美さんがとても面白くまとめてくれたので、こちらも読んでみてほしい。
だからこそ確信して言えることがある。
奇跡は起こるのだということ。それも何度も。
でも奇跡はただ待っているだけで起こるのかというと、そうではないと思う。
お仕事もYMSも、まずは自分で応募するというアクションを起こした。タワマンに住めたのも、いろんな人に「数ヶ月の間部屋を貸してくれるところは知らない?」と聞いていたからこそ、ありがたいオファーをいただけた。
行動を起こすというと、ものすごく大きなことをしないといけない、苦しい努力をしないといけないと思ってしまうかもしれない。
けれど、ミラクルを起こすには必ずしも大きな事や苦しいことをやる必要なくて、ただ自分が「やってみたい」と思った気持ちに従って小さな事でも良いからまずはやってみることが大事。
そして、チャンスがあるのならそれを掴む勇気を持つことも大切なんだと思う。
「どうせ無理……」と最初から諦めてしまうのではなく、もし本当にやってみたいことがあるのだとしたら「まずはやってみよう」と進んでみること。
すると、道は勝手に開けていくから。
自分の人生を諦めずに、目の前にあるチャンスに飛び込んでいこう。
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