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その15 あとがき

 このブログを書き始めた頃は、まだこのような訳になるとは思ってもいなかった。陀羅尼の意味を、‘’これだ!‘’と思ったのもつい最近のことである。
けれどそれさえ、また時を重ねれば変わっていくのかもしれない。

自分の人生において、陀羅尼は‘’鍵‘’のような役割だったと思う。自分の心を開くものだった。そしてその鍵を見つけたのは、自分自身の性格だった。
面白いものである。

しかし一体誰が、このような言葉を選び綴ったのだろうか。
私には、具体的なことは何も分からない。
けれど同じ心を持ち、同じ世界を知り、生きた人だったのだろう。
心の根本が皆同じなら、時間も空間も関係ない。
境界線など意味を成さないのだ。

これは始めに書いたように、一人の人間の視点、ここから見た景色を表現するために開設したブログである。
こうしたことは、自分の中の散らかったままの思いをすっきりと纏めるのに大変役立った。この場があったことに感謝している。
もし、誰かが私のこの世界を覗くことで光を一粒でもその心に感じられたのなら、望外の喜びである。

私の日々は続いていく。
これから一体どんなことが起こっていくのだろう。
その全てに、‘’冒険‘’と名前を付けて如何に料理していけるか。
それが何よりの楽しみである。はは。

おしまい。