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うちのワンコ

うちの子、超かわいい💛
すごい賢い!

しかし、その賢さに申し訳なく感じる。
私が両親に怒鳴っているとき、
怖いくせに、怯えているくせに、家族の仲を取り持とうとしている。
この子だって、悲しいくせに、泣きたいくせに、逃げたいくせに。

私が子どもの頃、父が母に怒鳴って、暴力を振るっているとき、
私は泣きたかった、悲しかった、怒鳴り声なんて聞きたくなかった。

これ以上、怒鳴り声を聞きたくなかったから、
父に対しては、良い子でいるよう、愛されるよう、言うことを聞いて、
母には、少しでも笑って欲しくて、家の手伝いをして褒めて貰いたかった。

その度に、「あなたは良い子ね」「聞き分けのある子ね」「助かるわ」
と言われることで、自分の存在意義を探していた。
家族が仲良く、平和になると信じて。

この子にも、同じことをさせているんだと気付いた。
そんないじらしい子に謝罪をして抱きしめた。

でも、これって、自分が小さいときに、
して貰いたかったことなのかもしれない。
この子を通じて、子どもの頃の自分を慰めているのかもしれない。

ただ、あの頃と1つ違うのは、
私は、父から暴言や暴力を振るわれたけど、
私は、この子に本気で怒ったことはない。

そのせいか、基本、私の言うことは聞くけど、
自分の都合が悪いと、私を無視するし、
図々しく自分の主張は通すし、頑固である。

愛されているから、自分は怒られないと分かっているのか。
いや、それにしても、私を睨まないでくださいね。

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