アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』ネタバレなしとありの魅力 感想
まずはネタバレなしの魅力
原作とも実写映画とも違った良さがこの映画にはある。物語の抑揚がしっかりあり山場は盛り上がり谷は心が沈む。気持ちのコントロールが良くできている。まず冒頭から作画のきれいさやアニメーションの見せ方がうまくて序盤から心をつかまれる。中盤と終盤にも山場がある。どん底もある。アニメでしかできないような目の表現だったり動きだったりアニメだからこその味も感じる。原作からある障がい者のつらさも描きつつ、外の世界を知らないジョゼに対して恒夫が夢を見せるところなどに前向