【英語教育プラスα】欲張りな私の幼稚園選び
ある日、育児中の同僚と話していてひっかかった言葉がありました。
「うち、バイリンガル幼稚園なんで」
バイリンガル幼稚園ね…
我が家も幼稚園入園を控えた子供がいて、
その選択は親である我々(というかほぼ私)がしました。
「うちはこれでよかったんだっけ」と不安になり、
もう一度考えをまとめ直しました。
というのも、私は本当に子育てを怖いことだと思っています
(たぶん思いすぎている)。
「私が子供のことを選んだり決めたりしなければいけなくて、
その結果を子供が背負っていくなんて。」
と感じているので、
こうやってたまに振り返って自分を納得させないと
整理ができないのです。
記事の後半の一部は肝の部分ではありますが、
プライベートを含みますので有料にさせていただきます。
我が家の幼稚園選び
幼稚園選びのポイントは3つです。
①のびのびした雰囲気
②英語教育が充実
③私のキャリアをあきらめなくて済むこと
私的ポイント①のびのび
私が最終的に決めた幼稚園は、
自然に囲まれ園庭が広く、遊具も充実しています。
ヤギもいました笑
「遊びから学ぶ」がモットーだと。
自分で考えさせる事、大人の正解を押し付けない事を
重要視しているとのことでした。
説明会で現代の教育で必要とされる“4つのC“に関しても教わりました。
↑こちらも参考にしてください!
幼稚園でそれほどのことを学べるのだろうか?と疑問にも思いましたが、
見学の時に紹介された動画から
園児の皆さんが自分で生き生きと考えを述べ、
「協力して遊ぶ」姿を見ることができました。
読み書きとか算数とかいつかはできるようになると思うし、
人間としての土台、
社会や世界、自然にかかわる姿勢、
自分で考える癖を身につけてくれれば、と願っています。
私的ポイント②英語教育
純日本人、大学受験英語の知識しかない両親が
子供は英語学習に苦手意識を持たないでいてくれれば、
という気持ちから、
はじめに例に出てきた「バイリンガル幼稚園」や
「インターナショナルプレスクール」も
いくつか見学しました。
私の印象では考え方が2通りありそうでした。
1.早期教育をさせたい保護者層を狙ったエリート英語幼稚園
2.discussion やフィールドワークなどを重んじる、
英語圏の教育を再現した幼稚園(ガチ外国人多め)
1.のような幼稚園ではフォニックスから英語を教えていて、
もちろん歌や行事で楽しませることも忘れず
カリキュラムの設定も素晴らしい質だと感じましたが、
ちょっと大人目線に軸がよりすぎているように思いました。
2.のような幼稚園は私の好みに合っていましたが、
より英語の能力が必要そうで少しためらわれた
(要するにビビってしまった)のと、
往々にして時間の設定が厳しく、
また長期休暇も閉まってしまうなど
次に述べるような私の働き方への影響が大きすぎるため断念しました。
そこで英語教育充実幼稚園に照準を絞ることにしたのです。
私的ポイント③私の仕事
相当欲張りであることは自覚していますが、
「幼稚園に入れたからって
今まで積み重ねてきたキャリアを捨ててたまるか」
という気持ちと、
「忙しめの仕事だからって子供の教育をあきらめてたまるか」
という気持ちの狭間で
仕事と両立できるかもしれない幼稚園と
職場+働き方探しを始めました。
結果、預かり保育が充実した幼稚園を優先に探したのでした。
そしてそれを満たすであろう幼稚園をひとつ、見つけました。
いざ、幼稚園受験へ
受験の内容は、見学時にもらった願書を1週間以内に提出して、
その内容をもとにオンライン面接します、というもの。
いわゆる幼稚園対策塾には相談もせず、
願書を出すだけなら即日にもできるだろうと高を括っていました。
願書をあけてびっくり、ほぼ小論文。
履歴書のようなものを想像していたのですが、
連絡先と名前のほかは4題の小論文でした。
「あなたが幼稚園の入園面談を行う立場なら、何を質問しますか?」
から始まり、例文を読んで考える問題、
子供の成長について問う問題などなかなか難題。
見学の時に「どなたでも入園してください(にっこり)」と言っていた
園長の顔を思い出しながら、
なんとかひねり出したのでした。
大学受験の小論文以来の、自分の文章による試験でした。
オンライン面接の内容は差し控えますが、
子供の様子を把握するというより親と子の関係を見ているようでした
(正確にはわかりません)。
じっと座っていられるとか、質問に答えられるとか、
そういうことは求められていなかったように感じました。
わが子は私の膝に座って面接そっちのけで
書きなぐりのお絵描きをしていました。
この受験の形式は、幼稚園の特色を反映したものだったと思います。
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