時々思うんだ

小さい頃から、
自由がなくて
泣くことも、
例えば好きなことを好きということも
何がしたいとか興味あるとか
それも言えなくて隠さないといけなかった。

言ったところで無駄で
お前にはできないとか
役に立たないとか
こうすればいいと言ったことは的外れで

精一杯やっても認められなくて
それがどんなに飛び抜けてても
対外的に認められる資格でもダメで
あなたが認めるところで才能を発揮できない私は

あなたにとっていまでもダメな娘で

でも、私は、ずっと何もしてないのに
怒鳴られて、叱られて
無能呼ばわりされてこわれて

壊れた後に気づいたのは
あなたの方が壊れてるということで。

私は無能じゃなくて、
何も教えられなくて
何もできないようにされて
社会に放り出されただけで、

それで生きづらいなんて当たり前のことで
だからといって、
あなたは変わらなくて。

あなたの中で変わらずダメ娘で
体調崩してるのに電話口で脅されて

離れるしかないし、無理で。

今まで否定されてきた私は
本当に否定されるべきだったのではなく

外の世界の方が、私を大事にしてくれて
私は大事にされていいってことがわかって

やっと、少しだけ
私のために生きていいかなと思えた

時々思うんだ

なんで、あんなに
娘を否定できたのかって
肯定されてたらかわってたのかなって。
でも、思っても変わりっこないから、
私が血を流してでも努力して。
変えていくしかないんだよね

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