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寿命ってなんだろう

いま、わたしは夜勤の休憩中にnote.を更新している。

唐突に、あなたにききたい。
余命の宣告をあなたはされたことがありますか?
もしくは、されているのを側で聞いたことがありますか?

人は生まれた瞬間から、死に向かい心臓の鼓動を打ち続ける。

日常的に死を意識することは大抵の場合ないだろう。
その日常が、余命宣告によって打ち壊され、打ちのめされる。
未来への不安が「いま」を潰す可能性だってある。
看護師をしていると、その余命宣告の場に立ち会うことがある。8年働いているが、未だに慣れない。

医師が余命を告げるのは大抵の場合、余命が残りわずかの時だ。
衝撃を受ける表情を側で見守るのは心が痛む。
慣れないという表現があっているんだろうか。
わたし自身の心が、感情が大きく揺れる瞬間である。
働いているの時は自己の感情は二の次で、目の前の対応に全力で力を注いでいる。
しかし、この余命宣告の時だけは、自分の感情が溢れ出ないように、一緒になって泣いてしまわないように眼に力をいれるのに必死になっている。

きっと、わたし自身の価値観のなかに「長く生きることがいい、長く生きたい」という考えが強いのだと思う。
だから相手の現状を、自分の物差しではかり、勝手に一緒に辛くなってしまうのだろう
プロ失格なのだろうか。。。

俳優の菅田将暉が言っていた言葉を引用する。

人の人生を80年とすると
睡眠に27年
食事に10年
トイレに5年 
だそうです
自由な時間は 38年のみ
僕はあなたと楽しく生きます

夜勤勤務についている看護師の平均寿命は60年と言われている。平均寿命よりも20年も余命が早い、!

わたしの自由時間。
何をしよう。
あなたの自由時間なにをしていますか。


「いま」が未来をつくる。

「いま」、わたしのスキを重ねたい。
だから、自分のスキ、心トキメク瞬間を探している。

寿命ってなんだろう。どれくらいなのだろう。

余命をもし「いま」告げられたら、
何に後悔するんだろか。
誰に会いたいと思うんだろうか。


それを「いま」やらない理由はなんだ。
自分にそう問いかける。

そんな夜を過ごしている。

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