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雇用保険加入者なら知っておくべき、教育訓練給付金のこと。

私は、キャリコンサルタントの国家資格を取得するために、教育訓練給付金(専門実践教育給付金)を申請しました。当時の支給額は、所定の出席日数を満たし、受講を終えた時点で授業料の50%、受講後の試験に合格するとさらに20%が戻ってくるといった内容でした。(現在も同様の内容で実施されているようです)

教育訓練給付金とは

スキルアップやキャリアチェンジといったような主体的な行動(取り組み)や、中長期的なキャリア形成を支援し、働くことの安定と再就職(他業界へのキャリアチェンジ、転職)の促進を図ることを目的とした、資格取得に伴う、職業訓練受講(学校に通うなど)に支払った費用の一部が支給される制度のことです。

少しわかりやすいようにリライトしておりますが、厚生労働省のサイトに詳しく記載されておりますので、そちらをご確認頂ください。もしくは最寄りのハローワークで手続き等も行いますので説明も受けられます。

https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/

3つの訓練給付金制度

この教育訓練給付金制度には3つのカテゴリーが存在しています。それぞれ制度を利用できる資格基準や指定の訓練内容(資格や学校の内容)また、支給額(上限あり)等が異なりますのでお気をつけください。
・一般教育訓練給付金
・特定一般教育訓練給付金
・専門実践教育訓練給付金
自分が興味ある分野、学びたい分野があるのであれば、学ぶことができる施設がこの制度に指定されている講座を持っているかを確認してみることが第一歩になるかもしれません。

受給資格について

はじめて教育訓練給付金を申請するものとしては雇用保険の被保険者(保険に加入しているもの)期間が3年必要になります。また、ハローワークでの正式な申請と、キャリアコンサルタントによるカウンセリングを受けるなどの事前の準備も必要になりますのでお気をつけください。

今、「仕事辞めたい」とか「スキルアップしたい」とか「ちょっと仕事を休んで勉強したいことがある」というサラリーマンの方がいらっしゃいましたら、是非この制度を活用し「新しい自分のスキル」を身につけることも検討してみてはいかがでしょうか?もちろん、その後のキャリアップやキャリアチェンジまで考えた上で決断しなければなりませんよ。

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