Yumi Nagai / 永井由美

お家でも公共施設でもない、親子ための新しいカタチの居場所 『親子のためのサードプレイス…

Yumi Nagai / 永井由美

お家でも公共施設でもない、親子ための新しいカタチの居場所 『親子のためのサードプレイス』作りを通じて 街の子育て課題解決に取り組んでいる株式会社LINKの代表をしています。 子育てをママの自助努力だけに委ねない社会へ。 https://www.link-yokosuka.com

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    私のお気に入りのクリエイターさんたちの記事をまとめています。

最近の記事

不登校でお悩みの親御様向けオンライン相談&講座はじめます!

毎日暑いですね。 夏休み皆さまいかがお過ごしでしょうか? さてさて、夏休みも半分が過ぎました。 お休み明けにお子様が学校へ行くか心配… 行き渋りがまた復活するかも… そんなご不安をお持ちの方もおられるかもしれません。 私が3年前に娘の不登校をnoteで記してから 本当に沢山の方から共感のメッセージやご相談をいただいてきました。 これまで実店舗でのご相談会は行ってきたのですが、 実際にお家を出て相談に来られない方や 遠方で施設へのリアル相談に参加できない方々から オンラ

    • ある朝の出来事

      来週から夏休みの息子。 先日の3連休中、最後の夜に「あと4日がんばったら夏休みだからがんばって明日は行く!」と言っていました。 結果は…火曜日は悩んで結局行けず、水曜日も行けませんでした。 先週は1週間のうち学校に行けたのは2日。 『元気に毎日学校へ行く子ども』 はとっくに私の中では手放したはずだったのに、まったく行けなかった去年の後半から変わって、今年はわりと順調に行けることが多く、そうすると知らないうちにだんだんと毎日学校にいけることに安心して喜んでいる私がいて、さ

      • 三浦半島スタートアッププログラム「SUKIMACHI MIURA」のメンターになりました

        三浦半島に根ざした 事業アイディアを 実現させる 半年間のプログラム \\ SUKIMACHI MIURA // の「つくる編」 にメンターとして関わらせていただくことになりました。 地域の課題解決にご興味のある方、 特に私の場合は「子育て」に特化したものとなりますが、 プログラムはとても充実していて、 様々な分野の 私も尊敬する素晴らしいメンターたちが揃っています。 起業まで考えていないとしても 得ることの多い講座です。 何かアクションを起こしたいと考えている方には

        • 介護と子育て

          「誰かの手を借りる」 をうまく出来ていなかったのは私自身でした。 義理の母が先日グループホームへ入所しました。 認知症を発症し約4年、症状が徐々に進んで行く中、知らず知らずのうちに、義理の父も夫も子どもたちも、そして私も少しずつ少しずつ介護に難しさを感じていたのに、「まだ大丈夫」、「もう少しがんばれる」…そんな言葉を心の中でそれぞれが呟きながらきっとがんばってきた感じでした。 それでも確実にそれぞれの生活に支障が出て来ていたのは誰の目からも明らかだったはず。 でも毎日目の前

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          5本

        記事

          答えのない問いに向き合う

          GWが終わったある日、 学生時代に私の講演を聞いてくれたという新社会人の方からメールが届いた。 新卒で入社した会社でこのまま務めるのか、転職するのか相談に乗って欲しいとのこと。 新社会人にとっては4月の入社以降、日々目まぐるしく過ぎていく社会人としての毎日は振り返る間もなく過ぎていったのではないだろうか。 「今ここ」の状態が自分にとってベストな場所なのかどうかなんて分からない。 進路をどこにするか。 就職先をどこにするか。 今の仕事でよいのか。 また学びなおしたいのか。

          答えのない問いに向き合う

          3ヶ月集中!『場所作り準備講座』受講生募集いたします!

          場所作りについて必要な考え方を段階を追って学べる準備講座です。 場所作りをしたいけど、何からはじめたら良いのか分からない。 漠然とした想いはあるが、具体的に動くことができない。 そんな方に、これまで結-Yui-が場所作りをする上で大切にしてきたことや 試行錯誤してきたことをお伝えいたします。 講義だけではなく、ワークも沢山取り入れてアウトプットすることで より具体的に今必要なこと、するべき事が明確になります。 第1回 誰のためになぜ場所作りをするのか     誰のために、

          3ヶ月集中!『場所作り準備講座』受講生募集いたします!

          webマガジン「KNOT」に掲載!!

          横須賀の人、もの、暮らしを伝えるWEBマガジン「KNOT」 にmam&kids salon「結-Yui-」と私について掲載されました。 とっても丁寧に取材してくださり、 結-Yui-に関しては、当日ご来店くださったお客様に急遽撮影許可を 取ったにも関わらず、皆さま快くお引き受けくださって、 結-Yui-の良さがそのまま伝わるお写真に記事となっています。 ぜひぜひ読んでいただきたいです。 取材にご協力くださったお客様、スタッフ、 そしてKNOTの制作の皆さま、本当にありがと

          webマガジン「KNOT」に掲載!!

          「信じて待つ」

          笑い声 話し声 歌声 のある家族でね! 実の母からもらったLINEのメッセージにそう書いてあった。 あーー、そうだよね、大切なのはそこだよね。 ストンと心に落ちたこの言葉。 ちょうど今日は店舗にインしていて、 お子様との関わり方についてお客様からご相談されて いろいろとお話を伺っていた日でもあり、 子どもにとって大切なのは「ゆとり」、「余白」、「何もしない時間」、 そんな時間が子どもの好きを広げ、自由にのびのび過ごした時間が 大きくなった時に力になる。 そんな話をしていた

          誰もが本当は簡単に子育てに参加できる

          子育てしやすい社会のために必要なこと。 子育て世代にやさしい社会。 ってどんなだろう? 「異次元の少子化対策」と宣言した政府の 子育て支援対策もなんだかちょっと今子育て中の当事者からは 「どこか異次元⁉︎」と言うような内容。 とうとう日本で子どもが産まれる数が年間80万人を切った。 このままだといつか日本はなくなってしまうのでは? と本気で私は心配してる。 さてそて、そんな中、ちょうど先日、世の中では保活中のママやパパの元に保育園入園の通知が届いた時期でした。 私は自

          誰もが本当は簡単に子育てに参加できる

          映画「かがみの孤城」をみた

          次女に勧められて家族全員で 映画「かがみの孤城」を金曜ロードショーで見た。 かがみの孤城公式サイト 冒頭の不登校の主人公と母親とのやり取りが 正に2年半前の私と長女そのもので、 親子で号泣からスタート。 すごくいい映画だった。 不登校 いじめ ダメな教師、大人たち 教育的虐待 家庭内暴力 中学生を中心とした 学校と様々な家庭が繰り広げる どこにでもある、誰にでも起こりうる出来事。 当事者な我が家にはいろいろと 作り話には思えなくて いつの時代も、今もどこかで 同じ

          映画「かがみの孤城」をみた

          中学生の職業体験受け入れの振り返り

          皆様こんばんは、永井由美です。 先週、地元の中学生の職業体験を受け入れました。 コロナ禍は中止されていたので4年ぶりです。 あたたかく学生さんたちを受け入れてくださったお客様、 本当にありがとうございました。 今日は久しぶりに中学生を受け入れて、私が改めて感じたことを少し。 「笑顔で子育てしている大人の姿を見せたい」 これがお仕事の体験をしてもらうのに加えて 私が意識して中学生に感じて欲しかったポイントでした。 世の中には「子育て罰」とか「親ガチャ」とかネグレクト

          中学生の職業体験受け入れの振り返り

          出し惜しみをしない

          今日は自分のコンテンツを「出し惜しみしない」というお話。 私はかれこれ18年ほどキャリアや子育て、コミュニケーション、メンタルケアなど様々な講演、セミナーを行っています。 自分の施設で主催することもあれば、行政、企業様にご依頼される時も。 リアルもオンラインでも行っています。 そこで使用する投影スライドや配布資料などは欲しい方には丸ごと差し上げています。受講生にも運営側にも。 いつもコンサルをさせていただいているとクライアント様から 「全部出すの怖くないですか?」 「

          出し惜しみをしない

          言葉の力〜その②〜

          あっという間に師走を駆け抜けて、2024年になりました。 今年はnote更新頻度を上げていきたいと思っています! 読んでくださっている皆さま、今年も永井由美をよろしくお願いいたします! 去年の振り返りとか、今年の目標とかいろいろ書きたいことはありますが、今日は言葉の力〜その②〜について。 まだ私が20代前半の頃、 母が「とっても素敵な言葉を知ったから送るね!」と FAXをくれたことがありました。 その名も 「人生を楽しむかきくけこ」 か 感謝すること き 興味を持つこ

          言葉の力〜その②〜

          「学校へ行かない」選択をした私たち親子が出したひとつの答え。

          もうすぐ2023年も終わり。 一年の振り返りを自分なりにいろいろとしています。 今年は、会社のマネジメントも本当に大変なことが多かったし、 認知症の母の介護もスタート、そして子ども達3人のうち2人が学校へ行けなくなり、親としても大きな課題を課せられた1年だったように思います。 その中から子育て、特に「教育」について。 この1年、いや、長女に関しては、かれこれもう2年以上に渡り私たち親子が悩み苦しみ、時間をかけて分かり合い、最終的に私たち親子が出した結論に関して記してみたいと

          「学校へ行かない」選択をした私たち親子が出したひとつの答え。

          灯火

          昨年から弊社施設にて看護学生の実習を受け入れています。 コロナも5類になったので、 今年はじめて看護学生が病院実習に行く前に行われる 「灯火の式」へご招待いただき、行ってまいりました。 「灯火の式」とは、ナイチンゲールが灯した炎と心を受け継ぎ、看護学生が看護師を志す自覚と誇りを深め、看護の道へ進む決意を新たにする厳粛な式。 私は今回ご招待いただくまでこの儀式の事を 存知上げず、どんな感じで執り行われるのか、 当日とても楽しみに伺いました。 真っ暗な会場の中央に立つナイチ

          母は強く優しく、人知れず涙する

          先日の「にげてさがして」を娘におくるの私の記事を見て、1週間ほど毎日その記事を繰り返し読んだ。というお客様が結へご来店くださいました。 私が長女が学校へ行っていないことを公開してくれたこともとても勇気をもらった…ともおっしゃってくださりとてもうれしかったです。 ありがとうございました。 私は基本的に自分の事に関してはオープンにしています。 娘が学校に言ってないことも隠す必要はありません。 (もちろん長女には記事にする際許可は取っています。) いろいろなご意見があると思います

          母は強く優しく、人知れず涙する