見出し画像

小学1年生を無事終了した!才能はみだしっ子ちゃんの頑張り。


去年の9月から

フランスで小学1年生になった

HSC・敏感ちゃん

才能はみだしっ子・ギフテッド児

の長女が

無事に小学1年生を終えました!


日本では入学したばかりという年齢

まだ6歳なのに1年生が終わるとは、ちょっと不思議な感じ

画像1



フランス生まれだけれど

日本で4年半育った長女

生まれた時から

めちゃめちゃ育てにくい子で

やたらとエネルギーを使っていました〜


その伝説は山ほどあります・・・

 

イヤイヤ期は

米粒が間違っていると

癇癪を起こされるとか・・・・


靴下の絵のデザインが

ひとまわり小さすぎるとか・・・・



でも、それがちょっと

普通とは違ってるレベルだとは

よく気がついていなかったわたし。

なぜなら、彼女の研究が面白くて。笑


この困難を

どういう声かけや

アプローチ、仕掛けで乗り越えられるのか?


その方法を探すことが

めちゃめちゃ楽しかったんです。


そんな研究思考が

幸いしていましたね。


わたしみたいな母じゃなかったら

育児ノイローゼ確定、爆笑!!

とよく言われます。



やることやること

面白くて観察してて

特にアートな遊びをする彼女が

めちゃめちゃ研究対象で、

子どもとアートについて

どんどん理解を深めていきました。


だから育児が

楽しいって方が

余裕で勝っていました。


画像2

でもですね

4歳の時に保育園登園拒否


「保育園に行っても、

いいことよりも

嫌なことの方が多い。

だから

保育園に行く意味がない!!

もう保育園には行かない!!」

と、4歳児がいうのです。


もちろんとてもとても

色んなことに手は焼いていましたし

凄いストレスの中

頑張っていることもわかっていました。


が、突然登園拒否・・

あの手この手を使っても、もうどうにも行かず

仕事が全くできなくなる。泣


ホームスクーリングも覚悟・・・

お先真っ暗・・・・・・・・・・


だって、うちで

この子と24H一緒とか・・・・・

半端ないエネルギー取られますから・・・

カオスですよ・・・・・

家庭崩壊ですよ・・・・


画像3


そんなこんなで

いろいろ端折りますが

不安すぎる将来・・・


夫婦ともに限界を迎え・・・


わたしは

子どもに専念した方がいいと思い

旦那に会社員に戻ってもらって

一旦フランスに行こうと

その生き方を試してみよう・・と

日本から引っ越しました。


今まで頑張ってきた農業の仕事も

オーガニック栽培に挑戦したり

あれだけ頑張ってきたのに泣く泣く手放し

実家の家族から孫を引き離すのも

それはそれは心が痛かった。



そんなこんなで

フランスの小学校に入学するタイミングで

フランスに来ました。


最初なんて

大変すぎてやばかったけど

この子を信じるしかないと

親がブレてはいけないと、

強くなっておくれ、

何かあったらサポートする。という気持ちで

学校に放り込んだ。


本当に放り込むという感覚だった。

彼女の辛さに寄り添うことはできないから。


でも、本当にラッキーでした!

南仏でもとても評判がよく有名な公立小学校で

素晴らしい先生方のサポート!!


特に担任の先生が

本当に娘にとって理想的な

よくみてくれるけれどしっかり威厳のある先生

先生と面談してから劇的に変わり

学校が好きになった。


フランスはお昼

2時間休憩があって

給食を学校で食べてもいいし

おうちに帰ってきてもいい。


1日は刺激が多くストレスなので

お昼帰ってきてご飯を食べるようにしました。


なので、母は、一日4回の送り迎え

しかも、水曜日学校なし(T-T)

学校にいる時間、

1週間に24時間だけ・・少な過ぎ・・・・


だけれど

通ってくれるだけありがたい。

切実・・・


問題は、洋服・・

感覚過敏なので

冬の間、ズボンがない!!

何枚も新しいの買っても買っても

おんなじのを数枚買っても

洗濯の回数によって柔らかさが違うとかなんだか・・

同じ服なはずなのに、

ちょっと縫い方が違うだけで

着心地が違うようで・・・涙


しかもこだわりで

これがいいと決めたら

それ以外を排除するため

この間まで履いていたのに

いきなりはかなくなる・・・


穴が空いていても

着心地がいい方がいらしく

穴はどんどん広がる一方・・・


穴を塞ぐと

そのズボンはいれなくなる

感覚が変わるから・・・


学校でも娘の友達に

「お母さん、

この子のズボン、ゴミに出して

新しいの着せた方がいいよ」って言われる。笑


あたらしいのいっぱいあるんです・・・・・


日本にいた時は

島暮らしだったから

基本的に薄着でなんとかなってたんだなってわかる。



本人が着れる服は

基本的に春の格好・・

春の装いで学校に連れて行ったら

母。先生に怒られる。。

「マイナス6度です。服着せてください!」と・・笑

今日はあったかいから(マイナス1度)

いいよね?ってまたその格好でいかせたら

また先生に、

母、怒られる。


ちょっとこの子難しいんです・・・

ギフテッドの可能性が高いと言われいますし・・

テストを受けたいです・・・・

と、学校の心理士にも相談したけれど

「ギフテッドの傾向は見ていてない」と相手にされず・・


それでプラーベートで

ウィクスのIQテストを受けたところ

高いのでIQ148、

他の分野、IQ130超えていて

ギフテッドはIQ130以上ある子となるようで

テスト結果で確定。


フランスに来て半年で

フランス語でテストしたため、

日本語力のところは反映されないため

この結果よりも実際は高いだろうと言われる。


知的指数が130を越える子どもは3%から5%程度

IQ145以上の子どもは全体の0.1%程度とごくわずか

だそうです。


やっと今までの

誰にも理解されない苦しみと悲しみから

解放された気分。泣


4歳の時登園拒否になった時

ギフテッドチルドレンについて調べたら

ドンピシャで・・

もうこれだろうと思っていたけれど


今までの苦しい思い出が

やっとやっと癒された瞬間でした。



親の育て方だと言われたり、

居場所がなかった。

頼れる人がいない。

どうしたらいいのかわからない、

暗闇の中育児だったので・・・


外の人は

その育てづらさ全くわからないんですよ。


そんなこんなで、

親子ともに大変な思いをしてきましたが

本当にラッキーでした。


素晴らしい先生に出会い

素晴らしい学校に出会い

とても楽しく小学1年生を終えることができました!


本当によく頑張りました。


画像4

本当によく頑張った。

信じられないほど社交性が育ち

休み時間は、年上の友達ができて

その子たちを遊んでいるみたいです。


フランスは、

飛び級もあるし、留年もあって

それが普通で、

クラスの子の年齢はみんな同じとも限らないし

そういうところが楽でいいなと思います。


とりあえずほっ・・


これから

どんな困難があるかわからないですが

サポートしてもらえる場所がある

ということで育児の不安もかなり軽減され

やっていけそうです。


簡単にホームスクールとか

考えられないですからね・・・・


エネルギーの放出の仕方が半端なく

家にずっといられたら家庭崩壊なる。笑


すごいパワーの持ち主です・・・・


日本でも、

才能はみだしっ子という言葉が出たり

ギフテッドチルドレンも話題になることも増え

様々なサポートができてきてるのかなって思います。


なんの参考になってるかわからないけど

ちょっとづつそういうことも発信してみようかな・・

と思い、かいてみました。


ギフテッドって勘違いされるし

天才児みたいに・・・


イヤイヤ、困りごとの多さですよ・・・


だけど

わたしのところに来てくれたことに

きっと意味があって

この子と一流に育てますよー!!


全ての個性を正解として

一人一人が自然体で

自分らしく生き生きと

自分と調和し

社会と調和し

地球に貢献できる人を増やす。

というミッションがあるので

大きな課題を与えられたのでしょう。


ギフテッド上等!!!!!

と言いたい・・・・が、

小さい声でボソっといってみる・・・

画像5

才能はみだしっ子には

アートは本当に救いです。笑


探究心も満たされますし

セラピー効果もありますし

自分と対話する時間にもなっていて

そういう面でも

おうちアートにめちゃめちゃ助けられていて

わたしはもう

おうちアートのスペシャリスト

になるしかないですね。爆笑


画像6

大きくなったらイルカになりたいそう!笑

イルカ本当に好きなのね〜!すごいわ!!




「才能はみだしっ子の育て方」著者・酒井由紀子さん

動画貼っておきますね^^ 


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?