栃木 夏の登山と温泉巡り 三斗小屋温泉編
私の会社はお盆休みがない。世間のお盆休み明けの週末から1日だけ有給休暇を取って2泊3日で那須に避暑を兼ねた登山と温泉巡りに行ってきました。
去年の夏は同じ栃木県の奥鬼怒温泉郷、日光澤温泉にプチ登山。今年は憧れの三斗小屋温泉へガチ登山。1日目は那須湯本の民宿に宿泊。1日目の那須湯本編はこちら。
朝6時に目の前の滝の湯で朝風呂をキメる。朝の熱々酸性泉は最高だ。
さて朝食。夕食と同じ食堂で。
ほぼワンプレート。このワンプレート、とてもいいと思う。お皿はプラでしたがパッと見わからず、軽いし配膳やお皿洗いも楽で、見た目もおしゃれカフェ風。一石三鳥じゃないですか!
調理は若旦那ですが、高齢の大女将が配膳されてます。人手不足と高齢化の旅館業界、負担を軽くする工夫が必要ですね。
海苔や納豆がセルフなのもいい。無駄がない。納豆を嫌いな人もいるし。
さて今日はメインイベントの登山。宿の若旦那は三斗小屋温泉の煙草屋旅館の若旦那と同級生なんだって!私達が今回泊まるのはお隣の大黒屋なんだけど。「宝来水」をペットボトルに汲んでチェックアウト。
温泉師匠のアドバイスでは、行きはロープウェイの方が登りが短いとのことでした。
写真は帰りに撮影しました。ロープウェイからの景色は天気が悪くて視界ゼロ。私のせいか⁈4分で山頂駅に到着。
ロープウェイの車掌⁈さんによれば、那須岳っていう山はなくて、朝日岳、茶臼岳、三本槍岳の総称なんだそう。ここから三斗小屋温泉まで2時間20分らしいが、さて何時間かかるかな?
ここからがいきなりきつかった。まず茶臼岳の山頂方面へ石だらけの山道をひたすら登る。すでに1600m超、すぐに息が上がって10分登ったら15分休憩しようと提案して呆れられる。
山頂手前で右に迂回しながら進み、峰の茶屋跡を目指す。
峰の茶屋跡に到着。雨女は雲に追いかけられているのかな?展望なし。笑
ここから下りです。下りも地味にくるから。
少しなだらかな稜線も出てきましたが、前半のキツい登りでもうフラフラ。笑
延命水と言う水場でお昼にします。
ここまでですでに3時間。笑
あと1/3くらい。お昼は疲労回復の梅干し系おにぎりと、筋肉にいいかもとジム通いの人が食べそうなタンパク質おかずにした。この延命水が冷え冷えで美味しい!まさに命の水。
宿の手前でヘリコプターに遭遇、煙草屋旅館の修繕用資材なんかをヘリで運んでて、爆音と爆風でビビりながら宿に到着。結局4時間近くかかった。
栃木 三斗小屋温泉 大黒屋
疲れはてて宿帳が書けない。ホントは旧館に泊まりたかったけど、新館でした。
部屋は角部屋。テレビもコンセントも携帯電波もWi-Fiもない。デジタルデトックスできます。
温泉に入りたいけど、入浴時間は2時〜。まだ時間があるのでとりあえず宿でビールを買って乾杯。
お風呂は旧館にあり、小さな岩風呂と大風呂の2箇所。1時間毎に男女入替。2時〜女性は大風呂。2時になったので行ってみよ!
一番乗り!木の浴槽と床がまた良き。登山の後の温泉はサイコー!染み渡るぅ。
源泉ドバドバで熱い。湯口の方は熱すぎて入れませんでした。源泉51度の単純泉。冬はちょうど良くなるのかな?
また雨。私を雨雲が追いかけてくる。登山中は降られなかったので良しとするか。岩風呂タイムを待つ。
岩風呂は3人でいっぱいの小さなお風呂。こちらは源泉40度の単純泉。温めで長湯できます。夏向きかな。
風呂上がりに涼んでいると何度もヘリコプターの爆音。資材と食材も運んでるらしい。
夕食は5時半から。スタッフが部屋まで御膳で運んでくれます。ビックリなのが、スタッフに今どきのヤング男子がいること。住み込みだろうし、今どきの子がテレビも携帯電波もWi-Fiもない環境で耐えられるのか?
大学の山岳部の夏休み限定バイトなのかな?
大黒屋とTHE NORTH FACEのコラボTシャツも売ってたりしたから、若いスタッフのアイデアかも。
話が逸れましたが夕食です。
山小屋の食事なのに豪勢。山登りの疲れを癒すのは温泉と酒しかない。そしてまた飲んでしまうのだった…。
鮭フライは熱々サクサクで、タルタルソースはなんと手作り。茄子とひき肉のトマト煮はパスタにかけても美味しそう!おいおい、メニューが若いぞ。
ご主人とヤング男子が調理してたの見かけたのよね。こういうのも新鮮で良きです。このラインナップならワインを頼めばよかったかなー。
腹ごなしに外へ夕涼みに出かける。
久しぶりに旅先で見た夕焼け。いつも雨だからね。山小屋の消灯は早くて21時。でも疲れてたのか20時過ぎには寝てしまった。
矢板鉱泉編につづく
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