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新緑の福島一人旅 野湯デビュー編  

福島に2泊3日の湯巡りに出かけました。1泊目はマウント磐梯に宿泊。2日目です。
1日目はこちら。

温泉あるある「ぐっすり寝れてすっきり起きる」夜中の12時に男女入替になったので早速お風呂。

内湯
湯口

源泉は同じ。内湯は昨日のお風呂と違って小さめ。湯口の形も違うけど湯量豊富は変わらず。

露天風呂①
露天風呂②

内湯から階段を降りると露天風呂が二つ。貝汁濁り。昨日の露天風呂より景色もよく、広い。

新緑が眩しい

昨日のお風呂よりこちらの方がいいですね。
日帰りで行かれる方、ご参考に。日帰り入浴は700円です。

さて朝ごはん

朝食は夕食と同じ、コンベンションホールという食堂で。以前(今も⁈)は結婚式で使われていたであろう大広間です。
老人会の団体さんと1人客がちらほら。
白いごはんとお粥、両方いただけるんです。

いかにんじんとお粥

お粥には大好きな山うどの葉。いいアクセントになってます。あと大好きな福島郷土料理「いかにんじん」があり大喜びの私

お味噌汁は席で温めます。山うど入り!
朝のコーヒーサービスはうれしい。無料です。

朝食後はコーヒー好きな女将が淹れてくれたコーヒーをラウンジでいただきました。
横向名水で淹れたコーヒーは格別。

新緑を眺めながら朝のコーヒータイム

ホテル内のお土産屋を物色。かわいい乾麺発見。地元の製麺所の商品だそう。店員さんにおすすめを聞いたら、お蕎麦は地元のそば粉使用だからイチオシとのこと。これからの季節も考え、お蕎麦とそうめん両方購入。600gでずっしり。750円

10時前にチェックアウト。一泊2食9800円(平日1人利用)でした。大満足です。

今日のメインイベントへ。

沼尻元湯 源泉

今回のメインイベント!野湯デビュー。
福島在住の湯友がガイドしてくれるとのことでトライすることにしました。10時半に駐車場で待ち合わせ。国道から駐車場までの道は砂利で20キロ走行。ぐわんぐわん揺れて車酔いする人は無理かもです。

駐車場で無事湯友と合流。源泉川までは歩いて40分位とのこと。登山苦手な私ですが、熊野古道でキツいの経験したし、湯友が平坦だから全然大丈夫と言うので行ってみることにしました。

温泉の滝

途中、滝が見えてきました。なんと温泉の滝。
絶景なんだけど、天気がイマイチなのは私のせい

さらに進むと湯枡が。手を入れてみたら激熱。50度以上ありそう。

到着!この川の名前は「硫黄川」全て温泉。
まずは最初のポイントへ。

洞窟

洞窟があるんです。リアル洞窟風呂ですねー!
湯友も沼尻元湯源泉は3回目だけど、ここは初めてとのこと。

絶景だけど天気がなあ…
定番ポイント(だそうです)

水着を着て入りました。下流の方なんで、洞窟は30度位、定番ポイントは32度位でしょうか。
ところどころ熱い湯が湧いている箇所があるので、注意が必要。子供のようにはしゃいでしまいました。

脱衣所はないので、水着は宿から着込み、帰りは湯浴み着をかぶって橋の下で着替え。もう1組、川に入ってはいませんでしたが、散策してる方達がいました。
今回は風があり心配ありませんでしたが、有毒ガスも発生しますので、注意が必要です。無風の時はフェスでする様にタオルをクルクル回すといいそうです。
湯友曰く、沼尻元湯は野湯初心者向けだそう。道中も全然キツくないです。

中の沢温泉 西村屋

沼尻元湯源泉使用の中の沢温泉で疲れを癒すことに。五葉荘は行ったことがあったので、こちらへ来てみました。湯友も初訪問とのこと。500円

内湯
真ん中に苔むした岩

男女入替になるようで、女性が大浴場でした。熱いです。
白濁の沼尻元湯源泉。酸性•含硫黄-カルシウム-アルミニウム 硝酸塩•塩化物泉。源泉68.2度。そして湧出量はなんと13400L/分。日本一かな!?
そりゃ温泉が川になるわー!

岩の向こう側に小さな浴槽

こちらも熱い。45度位?石鹸は使えません。てか、不要です

露天風呂入口
白濁のお湯。こちらも熱めです。
お湯の色と新緑のコントラストがたまらん。でも熱くてゆっくり入れず
フロント。こけし推しなのかな?

小西食堂

歩いた上に温泉に入ってるからお腹が空いた。温泉旅館のごはんが続くとなぜかラーメンが食べたくなるんですよね。こちらでランチ。雨がポツポツ…

味噌ラーメン

美味しかったです!ゴマ油が良いアクセントに。店内にはサインがいっぱい。カツ丼が有名みたいですが、麺類を頼んでる方が多かった。

ここで湯友と別れて、次の目的地へ。

磐梯熱海 霊泉元湯

行く予定はなかったんですが、ちょうど目的地までの通り道だったので寄り道。前から行きたかったし。14時以降300円(14時前は500円)
とうとう雨が本格的に降り出した。雨女1人だから仕方ないですね。想定内。

混んでました。ぬる湯浴槽(源泉37.2度)とあつ湯浴槽(源泉50.4度)があります。両方ともいわゆるアル単。アトピー性皮膚炎に効くとして有名で、皮膚疾患の方がたくさん。私も背中の悩みを話したりして。

母畑温泉 母畑元湯

雨の中、今日のお宿に到着。前から泊まりたかった木造三階建ての湯治宿、母畑元湯さん。
母畑温泉は3軒の旅館のみ(内1軒は休業中)の小さな温泉街です。

予約の電話を入れた時、女将さんに「あのー、ウチは湯治宿なんです。古いし、鍵もないけど大丈夫ですか?」って言われた。
「古いのがいいんです。前から泊まりたくて」って言ったら予約を受けてくれました。

着いたら女将さんに「どうですか?大丈夫そう?」って言われて「最高です!」って答えました。笑

廊下

だって本当に最高なんだもん♡

梅の格子がかわいい。まだこたつがある。

もう一組がキャンセルで、私だけだったので広い部屋にしてくれました。

お風呂へ

大好きなタイル浴槽
湯口

自家源泉の単純弱放射能冷鉱泉。源泉が17.6度なので加温循環と源泉掛け流し併用です。Ph9.85でCO3が38.6なのでツルツル。優しいいいお湯でした。母畑温泉は各旅館、自家源泉だそう。

湯上がりビールを飲んで、夕食。

お部屋でいただきました。女将さんに「家庭料理ですみません!」と言われましたが、私の好きなタイプの食事なので「美味しそー!」しか言わなかったです。笑

こちらの詳細は追って「料理の美味しい温泉(女将さんの手料理限定)」でご紹介します。

長くなりました。野湯デビューでヘトヘトなんで早めに寝ました。おやすみなさい。

つづく

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