読書=自分とは違う誰かの視点で、この世界を覗きに行くこと
どの雑誌だったのかは忘れてしまったけれど、ここ数日ずっと心に残っていた言葉がある。
それは小説家・朝井リョウさんの「読書」に関するインタビュー記事。朝井さんは小説に必要な情報収集について、必要なものだけネットで検索する...わけではなく、関係する自伝やインタビュー、対談集をそれぞれ1冊ずつ購入すると話している。
自分がもともと知りたいと思っていた情報に巡り合うまでかなりの時間と労力を要するし、確実に効率が悪いと朝井さんは断言する。それでもその方法を貫くのは、小説を書く上で