「自己責任」という言葉は強く生きるためにあると思っていた、けれど。
表紙から悲しみが溢れており、読む勇気がなかなか出なかったけれど、読みはじめると止まらなかった『シングルマザー、その後』
読了するまで何度も立ち止まり、いろんなことを考えたり、いろんなことに腹が立ったりした一冊だった。ハッキリ思ったのは、子どもを産み、責任をもって育てようとすることで、母親がひとり孤独に、貧困に陥ってしまう現状は間違ってる、ということだ。
とはいえこの本を読むまで、「そんなもんか」と思っていた自分もいた。政治批判をするより自分にできることを探したいという気持