歌が上手い人は、もともと上手なんです。
どうしたら歌が上手くなるのか
沖縄在住、ボイストレーナー歴18年のYuMeです。
『どうしたら歌が上手くなりますか?』
と、今までたくさんの方に聞かれ続けてきました。
3,000人以上の声に携わってきましたが、
私が思う、結論からいいます。
『歌が上手い人は、もともと上手なんです。』
え、、、???
歌を上手にさせるのがボイストレーナーの仕事なのにいきなり何を言ってるんだ?
と思いますね。
それは、歌が上手く歌えないと思っている人に対して、無理だからあきらめろと言っているわけではありません。
結構、みなさん気づいてると思いますが、
『ボイトレとか何もしてないのに、もともと歌が上手い人っていっぱいいるよね、、、ボイトレなんて意味あるのかな』
そう。もともと上手な人が練習するから、歌手になれるんです。
じゃあ、もともと上手ではない自分には歌の才能がないのか、、、?
それは大間違いです。
うまく歌えない人は、まだ、自分という楽器をよくわかっていないだけの人なのです。
あなたはどれだけ自分の声を理解していますか?
歌が上手いと言われる人に共通しているのが
『自分の体、自分の声のことを感覚的によく理解している』
ということです。
知っているから、コントロールできるのです。
楽器を弾けるようになりたいのであれば、楽器のどこを触るとどんな音が出るか、理解する必要がありますよね。
魚を料理するとき、魚の種類によって美味しくなる調理の仕方が違ったりしますね。素材の特性を知り、それを生かすことが大事ですね。
歌が上手くなりたければ、まずは
『自分の声と体(楽器)をよく知ること』
今できないことよりも、できることを知る
生徒さんは、様々な悩みを抱えてレッスンを受けに来ます。
声量がない、太い声がだせない、高い声が出せるようになりたい、ビブラートができるようになりたい、ミックスボイスが出したい、、、etc
できるようになりたいことがいっぱいありますね。
それができるようになる最速の方法は、
今できないことを、できるように練習する前に、
『今、自分にできることを知ること』です。
『今、自分ができること』に気づいていない人が非常に多いんです。
人間の体の中は見えませんが、どこをどんなふうに使うとどんな声が出るか、理論的に知ることで、人間としての機能を知ることができます。
今はネットでたくさんの情報が得られ、YouTubeなどで多くの優秀なボイストレーナーの皆さんが、科学的に分析して、
具体的な専門用語を使ったボイトレ知識や技術をしっかり解説してくれていて、誰でもたくさんのボイトレ知識を得る事ができます。
しかし、そんなことを一切知らずとも、感覚的にわかっている人が、もともと歌が上手な人です。
感覚を鍛えることで、あなたも上手な人になっていきます。
ニュートラルな自分を知る
人間としての機能を頭で理解しても、感覚というものは人それぞれ違います。
自分の体のどこをどう使うとどういう声が出るのか、感覚的にわかるようになれば、あなたも「もともと歌が上手い人」になります。
まずそこへたどりついてから技術を習得する事が、上達の近道だと私は考えます。
生まれもったあなたの声を自由に解放すること。
長年の生活習慣で、自分に対する固定観念や、思い込みから解放する作業。
歌うための技術を身につける前にまず、
あなた自身をニュートラルな状態にしましょう。
仕事や学校、日々の環境の中で、無意識のうちにあなたは自分の声を作ってしまっています。
まず、生まれもった自然体の自分の声を知ることから始めましょう。
私のレッスンでは、
『なぜだかわからないけど自然にこんな声が出せた』
と感覚的に気づかせることに重点をおいています。
(その後に、なぜなのかの説明をします)
では、具体的に自然体の声とは何なのか、
は、また次回書きますね!
このnoteでは、ボイストレーニングのこと、沖縄移住生活のこと、音楽活動のこと、大好きな旅のこと(いまはなかなか出来ないけれど)、食べ物のこと、子育てのこと、などなどこれからいろんな記事を書いていきたいと思いますので、興味のある方はぜひフォローよろしくお願いします!
YouTubeでボイトレ動画も近々始める予定なのでお楽しみにー。
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