<初投稿>自己紹介と夢物語
はじめまして。夢証人と申します。
初投稿ですので軽い自己紹介をさせて頂こうと思います。
私の基本情報
名前 夢証人
性別 女
職業 学生
趣味
趣味は「眠る事」です。いや、正確に言えば「夢を見る事」。
私は日々夢の世界に行くために眠っているといっても過言ではないほど夢を見る事が好きです。同じような方もいらっしゃるのではないでしょうか?
眠るだけで過去に行ったことがある場所、知らない場所、忘れていた大切なものや会うことが出来ない人を、見て聞いて感じることが出来る。本当に素晴らしい体験だと思います。
そのことに気づいた数年前から夢の内容を浅くメモしていました。もちろん全く覚えてない日やめんどくさくて書いていない日も沢山あります。
※夢の内容を記録するのは良くないという話も耳に入れますので推奨は致しません。
記事を書こうと思ったきっかけ
ある日私はこう考えました。
この貯まった夢の記録ををどうにか形にできないだろうか。
カメラがあれば写真に残せるし、スマホがあればその写真を沢山の人に共有することが出来る。
でも、夢のなかでシャッターはきれません。大切な私の一部であり思い出なのに。バラバラになった記憶を箇条書きでメモ帳に打ち込むだけだなんてもったいないと思いませんか?
私は文才なんかありませんし長い小説を読み続ける集中力も語彙力もありません。しかし、文を書く事は好きですし本を読むことも日本語も大好きです。詩や俳句、短編小説をコンテストに応募するくらいには。
なら、見て感じた夢を文にして皆さんに共有すればいいのでは…?
と、なったわけであります。
これから
説明が長くなりましたが、私が運営するnoteは、私が記憶する夢たちに補足をいれながら詩などの形で記事にし、公開していきます。
たまに興味がある分野で別の種類の記事も書くかもしれません。
ここまで読んでくれてありがとう。気になった方は是非見てくれたら嬉しいです。私も皆さんの記事、楽しませて頂きますね。
最後に皆さんにお試しで一つ、私の夢物語をお聞かせいたします。
箱舟
海は嫌いだ。音も、色も、匂いも。全部。
窓を開けたら海があった。
まるで船のように家が水面に浮かんでいる。
家の外壁に水が打ち付けられ白い泡が消えては現れてを繰り返す。朝か夜かもわからないくらい暗くて静かだ。
好きじゃないって避けていたのに。そちらから来てくれるなんて。
階段を駆け上がりベランダに出て屋根に上る。嫌な匂い、嫌な音。空には名前も知らない鳥が飛んでいて壁を変な色のタコが上ってくる。
黒い屋根に座り込み地球を覆うそれを眺めた。島も船も何もない。地獄の様でありながら天国の様でもあった。
海は嫌いだ。なのにこんなに落ち着く。
海は嫌いだ。なのにこんなに心地いい。
波の音で鼓膜を揺らしながら目を瞑った。
次に海を見るときには今よりちょっと好きになっているかもしれない。
5/12 昼
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