夢証人

夢:日々の生活で経験したことや感じた事が寝ている間に脳の働きによって処理され物語となっ…

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夢:日々の生活で経験したことや感じた事が寝ている間に脳の働きによって処理され物語となって映像化されたもの 眠ることと文章が好き。興味の沸いた様々なものに挑戦していきます。

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<初投稿>自己紹介と夢物語

はじめまして。夢証人と申します。 初投稿ですので軽い自己紹介をさせて頂こうと思います。 私の基本情報名前 夢証人 性別 女 職業 学生 趣味  趣味は「眠る事」です。いや、正確に言えば「夢を見る事」。 私は日々夢の世界に行くために眠っているといっても過言ではないほど夢を見る事が好きです。同じような方もいらっしゃるのではないでしょうか? 眠るだけで過去に行ったことがある場所、知らない場所、忘れていた大切なものや会うことが出来ない人を、見て聞いて感じることが出来る。本

    • 【詩】結婚を前提に浮気して

      ねえ、結婚を前提に浮気して。 あなたには大切な人がいるけど わたしにとってはあなただけ。 ずっと一緒にいて。 あなたには帰る家がある。 「おかえり」の一言がある。 わたしはあなたからの「おかえり」を 幻で聞く。 あなたが開ける扉を 心で聞く。 あなたがわたしに目を向けてくれたら あなたがわたしを愛してくれたら わたしはどれだけ幸せだろう。 あなたが愛す誰かは 幸せだろうか。 こんな醜い感情が渦巻いた心を 心臓を あなたが突き刺してくれたら わたしはきっと あなたに愛され

      • 【恋 詩】夢に見るあの人

        なんか、毎日のように出てくるあの人。 夢の中に。 本当は週に1回くらいしか会わないのに。 毎日会ってるみたい。 別にそんなに親しくないのに。 そんなに会いたい訳じゃないのに。 もういいよ。出会わなくても。 ゆっくり寝させてよ。 あの人抜きで。 なんか、現実でも会いたくなっちゃうじゃん。 下の名前も覚えてないのに。 顔と声だけ。 頭から離れないのは。 もういいよ。目を合わせなくても。 もういいよ。話さなくても。 もういいよ。微笑まないでも。 おやすみの合図で始まるランデ

        • 〔詩〕落ち込んでいる自分へ/まだ大丈夫な私より

          大丈夫。 まだいける。 綺麗ごとだって思われると思うけど よく聞いて。 あなたは大丈夫。 今は失敗するために生きてる。将来の為の失敗貯金をしている最中。 次に生かせる。いままでもそうだったでしょう? 口角を上げて。 目じりを下げて。 嘘でもいいから笑ってみて。 好きな本を開いて、好きな飲み物入れて、照明を暖かい色にして。 五分でもいいから忘れてみて。 あなたは努力してる。頑張ってる。 自分の為じゃなく人の為に。 誰かに幸せを与えるために。 受けるより与える方が

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        <初投稿>自己紹介と夢物語

          〔詩〕詩が書けない

          良い詩が書けない。 誰かの心を震わすような言葉が、私自身の心を震わす様な。 そんな詩が、書けない。 止まる。 握った筆が。歩みを止める。 いや、はなから動いてなんかいなかった。ずっと、ずっと、死んでいた。 詩が書けない。 何を書きたいのかも分からない。 何故書きたいのかも分からない。 人に求められているから? 違う。 詩が好きだから? 違う。 私は何のために筆を握る。何のために苦しむ。 何のために。 何のために。 ただの自己満足。ただの独りよがり。 長けた才能も、能力も、自慢

          〔詩〕詩が書けない

          〔詩〕ごめん。

          朝起きたとき、わたしから挨拶を返せなくて ごめん。 朝食が入ったお皿を机においてくれたのに、ありがとうを伝えられなくて ごめん。 毎日のように、わたしのシャツにアイロンをかけさせてしまって ごめん。 靴を揃えずにぬいで、散らかしてしまって ごめん。 目を見て話せなくて ごめん。 楽しそうにしてくれた話を、さえぎってしまって ごめん。 期待に応えられなくて ごめん。 すぐに泣いてしまって ごめん。 せっかく聞いてくれたのに上手に話すことが出来なくて ごめん。

          〔詩〕ごめん。

          〔詩集〕馬鹿げてるが蟻一匹殺せない

          こんばんは。夢証人と申します。 詩集、「馬鹿げてるが蟻一匹殺せない」を見て頂きありがとうございます。種類の全く違う詩を三篇ほどご用意しております。お好みのものを見つけて頂けたら嬉しいです。他にも短い詩や短歌を記事にしておりますのでお時間ありましたら、覗きに来ていただけたら幸いです。 それでは、お楽しみください。 わたしのモナリザ麗しき我がモナリザよ その呼吸さえも、まるで踊っているかのように美しい 息を吸って吐き、上下する胸が 風にあおられ、揺れる髪が 私を心の底で歓喜させ

          〔詩集〕馬鹿げてるが蟻一匹殺せない

          〔推し短歌〕馬で駆ける

          人と生く 命惜しまず 愛故に 赤色衣の あなたが好きです ドラマ 『VIVANT』に登場する、組織テントの幹部 「バトラカ」に宛てた短歌です。 彼はどんな危険があろうとテントを守ろうとした、強くて賢くて素敵な人だと私は思います。彼が大好きです。 少し前にも推し短歌を出したのですがまた書きたくなったので投稿させて頂きます。 よろしければいいねやコメントお願い致します。とても励みになります。 またこちらも拝読させて頂きますね。 ではまた、どこかでお会い致しましょう。

          〔推し短歌〕馬で駆ける

          〔詩〕愛されたいだけ

          ただ、愛されていたかったんです 優しくされたかった 気にかけてほしかった 私が何を言おうと、どうなってしまおうと 好きだと言ってくれる、ありのままのあなたが良いと言ってくれる そんな愛がほしかった 脳みそだけじゃあなく 心臓から愛してほしかった 指先だけじゃあなく 足先まで愛してほしかった 瞳の中だけじゃあなく 瞼の裏側まで 声色だけじゃあなく 音の波長まで 今この瞬間だけじゃあなく 私の人生全て 愛してほしかった 目を通して 耳を通して 口を通して 手を通して

          〔詩〕愛されたいだけ

          〔詩〕わたしはガンマ

          わたしはガンマで あなたはアルファ わたしはみっつで あなたはひとつ わたしに無いものをあなたは持っている あなたに無いものをわたしは知っている わたしはガンマで あなたはアルファ やさしさの裏側だけに目がいって ありがとうさえ言えないでいる 全ての人に親切で 与えるだけで生きている わたしはガンマで あなたはアルファ あなたには悪意が無い 嫉妬も怒りも ふつふつと沸く苦みが、憎しみが あなたには無い わたしはガンマで あなたはアルファ みんな同じなんて気持ち悪

          〔詩〕わたしはガンマ

          <詩・物語集>夢物語

          夢:経験したことや感じたことが眠っている間に脳の中で整理され映像化されたもの 今から皆さんに読んで頂く詩や物語は私が眠っている間に見た「夢」に補足を入れ、詩や物語にしたものです。 日付は夢を見た日になります。最後にはちょっとした解説も…。 それでは、お楽しみください。 マフィン何にもない日だった。全くもって、普通の日。 だけどチャイムが鳴って、中くらいの箱が届いて。 それを開けた瞬間、何でもない日の今日が、マフィンの日になった。 長方形の可愛らしく彩られた箱を開けると、

          <詩・物語集>夢物語

          〔推し短歌集〕好きだから泣くの

          「推し短歌」というものを見つけました。 好きなもの、こと、人についてならなんでも短歌にしてよい、という事でしたので挑戦させて頂きたいと思います。 後から少しだけ解説も…。お時間ある方は読んでいただけたら嬉しいです。 それでは、お楽しみください。 好きなんかじゃない君へ君の事なんか好きじゃない さらさらと金色に輝く髪も かすれた声も 歪にゆがんだ口元も 笑えば下がるその眉も 右手に握られた拳銃も 恐ろしく変わり果てた姿も 全部全部、好きなんかじゃないから Dear you

          〔推し短歌集〕好きだから泣くの