新しい自分に出会える映画（2）ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります【Amazonプライムビデオで観られるおすすめ】ネタバレなしの感想

先日から、映画を１日に１本（できるだけ）みることにしています。
私が映画をみようと決めた理由はこちら。

6/22に観た映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』をご紹介します。
”キッチンが素敵”と、雑誌で紹介されていて気になった映画。
ねたばれ的なことはないように書いてます。

『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』あらすじ

2016年に公開された、ニューヨークが舞台の物語です。
夫のアレックスと妻のルース、ふたりの老夫婦が暮らすのは、ブルックリンの素敵なお家。
しかし、このお家にはエレベーターがありません。
アレックスと愛犬のために、ルースは家を売ることに決めます。
家を売りに出し、新しい居場所を探すなかで、夫婦が自分たちにとって大切なことは何なのか、原点に立ち戻るストーリーです。

『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』は、こんな人におすすめ

ひとつでも当てはまったら、映画の世界にぴったりハマると思います。

・ニューヨーク（アメリカ）に憧れがある人、暮らしてみたいと思ったことがある人
（↑私もこれ。ただただ憧れる。）
・インテリアが大好きな人
（登場するお家がとっっっっても素敵。ため息。）
・アートが大好きな人
（↑映画では、夫のアレックスが素敵な画家です。）
・引っ越す予定がある人、お家探しをしている人
・犬が大好きな人
（前回の映画もワンちゃんが可愛かったけど、この映画のワンちゃんも可愛すぎ。）
・夫婦またはカップルの相手とけんかをした人、不満や思うことがある人
・夫婦またはカップルで、結婚、記念日、退職、など節目を迎える人
・ほっこり優しい気持ちに浸りたい人
（この映画は、あんまりハラハラざわざわしなくて、心が弱い私でも安心して見れました。これすごく重要。）

『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』をみて出会った、新しい自分

この映画を観て、私は３つの新しい自分に出会うことができました。（拍手。ありがとう映画。）
（１）夫婦にとって大切なことを守りたいと思える自分
（２）「今ある幸せ」に集中したいと思える自分
（３）世間の喧騒に流されない芯のある自分

（１）夫婦にとって大切なことを守りたいと思える自分
映画の中で、アレックスとルースは、お家探しをしながら夫婦らしさを思い出していきます。
ふたりの絆が本当に魅力的！
夫婦生活、ついつい相手に求めすぎてしまったり、さらには裕福さを求めてしまったりする今日この頃。
そんなこと、望んでいたっけ？と、自分自身に問いかけることができました。
私は、ふたりで楽しく笑っていられれば、それでよかった！と再確認。
あと、お金がない！も、言うのやめようって決めました。
夫と喧嘩したり、壁にぶつかったときには、この映画をまた観ようっと。

（２）「今ある幸せ」に集中したいと思える自分
アレックスは、40年間住み続けた家を本当に売る必要があるのかと考えます。
一方で、夫や愛犬への愛情から、心配して家を売りたい妻のルース。
私も、将来を見据えて行動するルース派。
将来のことを考えては悩んでしまうけど、そのせいで今ある幸せに気づけていないかも？
今後の幸せを考えることももちろん大切だけど、今ある幸せを置き去りにしていないか、一歩立ち止まって考えてみようと思いました。

（３）世間の喧騒に流されない芯のある自分
この映画中、ニューヨークで起こる、とある事件もカギを握っています。
その事件の進展を横目に見ながら、いつだって落ち着いているアレックスの姿が印象的でした。
今まさに、私たちの世界でもコロナコロナで、毎日コロナ。
テレビでの報道や、誰かの意見に流されて、自分の感情を無駄遣いしているかも？
（本当か分からないことへの一喜一憂とか。）
そんなことを、ハッと気づかされた私。
いつだって冷静に物事の本質をとらえて、誰かの意見に流されない、自分の芯を持っていようと決意しました。

気になったら観てみてね

アレックスとルースの夫婦関係や、暮らす街の風景、思い出の詰まった家庭的なお家に、心があたたまります。
キッチンが素敵と雑誌で見たけど、正直そこに注目する間もなく、物語に没頭。
でも、観終わった後、素敵なお家のインテリアが気になって、もう一度見返しました。
あとは、主題歌も心にじ～んときます……。
主題歌だけでも、今すぐに聴きたい。
気になった方は、ぜひ。
１時間半くらいで観られますよ◎