ぱすも

終わりよければ

今日は午前中アルバイトに出かけた。

昨日は忘年会で午前様だったので体は重い。早めに家を出て電車の中は爆睡。あっという間に乗換駅に着いた。そこでPASMOがないことに気づいた。コートのポケットに入れたはずなのに。何回も探しても見つからない。

私の PASMO はオートチャージ。誰かが拾ったらどんどん電車に乗ったりコンビニで使われたりしてしまうかもしれない。 バイト先に行くにしても PASMO がないからこのままでは改札を通れない。まずは駅員さんに事情を話した。すると、 

PASMOオートチャージサービスの利用限度額1日あたり10,000円、1ヶ月あたり50,000円

ということがわかって、ひとまず安心してバイト先に向かった。バイトに着くと、少し時間があったので遺失物サービスに電話。

あった!電車に乗った駅で誰かが拾って届けてくれたのだ。

バイトが終わり、PASMOを取りに向かう。バイト先の近くのお店に寄りたかったけれど諦めて電車に乗った。吊革につかまってスマホを見ていると、電車が急停止した。ものすごい衝撃で後ろの人が飛んできて、将棋倒しのようになって前に座っていた外国人の男性の膝の上に私は倒れ込んでしまった。誰かが線路に降りたかもしれないということだった。結構派手に倒れてしまったので、恥ずかしかった。私の下敷きになった男性は日本語が分からないようだったが、一生懸命謝ったら笑顔を返してくれた。

その後、PASMO を預かってくれていた駅で受け取りの手続きをしていると、こちらをじっと見ている視線を感じた。

そちらに目をやると、なんと長男がこちらを見ていたのだった!なんという偶然。長男の学校からも下宿先からも離れている駅なのでびっくり。

「忘れ物したの?」

息子はニヤニヤしている。かっこわるいので家族にPASMOを落としたことは内緒にしておこうかなと思っていたのに、説明する前にバレていた・・・。

急遽駅前のカフェで長男とお茶をした。ほんの30分か40分だったが、楽しかった。元気そう。今日は途中までは踏んだり蹴ったりのような気がしていた。でも、長男とお茶したことですっかり帳消しになった。

長男と別れて帰宅するころになって、首が痛いことに気づいた。もしかして、電車の急停止で鞭打ち?ただの肩こりだといいけれど。

今日はすっかり電車に振りまわされた感じだったけれど、悪くない1日だった。PASMOを落とした駅も預かってくれていた駅も大きな駅だから忙しいはずなのに、小田急の駅員さんはとても親切・丁寧に対応してくれて感心したし、何よりも長男に遭遇したことが予想外にうれしい出来事だった。




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