賢いショッピングに必要なことは？

私は洋服が好きだ。しかもなかなか捨てられないから、クローゼットはパンパン。それでもまた欲しくなってしまう。

ただ、困ってしまうのが、店員さんにオススメされると断れないこと。

試着して、店員さんが褒めてくれたりしたら、内心ちょっとイメージと違うと思っても結局買ってしまう。家に帰って、鏡の前で試着してみて、やっぱりなんかちょっと違うなあ、と後悔することもある。

だから、店員さんがぴったりくっついてくると、見るのをやめてすぐお店から出てしまう。私がショッピングしたい！と言うくせにあっという間にお店から出てくるので、それを見て夫は笑っている。特に高級店だと、私がすぐ出てきてしまうので、「1分だな。」とか店内滞在時間をを予想したりしている。

洋服ではないけれど、同じ理由でデパートの化粧品売り場が苦手だ。買いたいのは口紅だけなのに、あれもいいですよ、これもいいですよ、と出されると、予算オーバーなのに買ってしまう。だから最近は化粧品は薬局で買えるものを愛用している。

本当は、洋服でも化粧品でもプロである店員さんの意見を聞いてみたほうが、自分だけで選ぶよりも 自分に似合うものが選べるのかもしれない。プロだけが知っている情報もあるだろう。

そう思って、最近は勇気を出してお店の人におすすめを聞いてみている。
ただ、お店の人でも本当に真剣に似合うものを選んでくれる人もいれば、明らかに面倒くさそうに相手をする人や、そもそも私と全く好みが合わない人もいる。

結局、今私に必要なのは、おすすめされても気が進まない時ははっきり断るということなんだと思う。「断る技術」さえあれば、どんなものをおすすめされても買いたくなければ断ればいいのだから、どんな店員さんに話を聞いても問題ないのだ。

「断る技術」、または「断る勇気」を身につけることが今年の目標のひとつだ。