無名人インタビュー受けてきた
今回はインタビューしてもらったので、その感想を書きます。
インタビューした内容ではなく、された側の感想なので、どんな話をしたのか細かいところは無名人インタビューさんから出る記事をご覧ください。
今回、インタビューしてくださったのは、ericaさん。
丁寧な口調で話してくださって、しっかり話を聞きながらインタビューしていただきました。
インタビューは、現在・過去・未来について、それぞれ20分ずつインタビューするというもの。
はじめに聞かれたのは「何をされている方ですか?」という質問。
よく初対面の人にも聞かれるが、全然、一言で説明できない。いろんなことをやり過ぎているので、そうなるのだろう。めっちゃ難しい質問だ。
わたしは働いてもいないし、やってることも様々で、肩書きもたくさんある。考えればたくさん、自分のことを指す言葉が出てくる。
その中でひとつを選ぶことも難しい。メインにしてるものがないからだ。全てやりたいときにやるので、いろんなことを単発でやっている感じだ。
だから、「あれやって、それやって、これやってます」みたいに羅列することとなる。それがわたしを説明できる方法だ。
現在についてインタビューを受けて思ったのは、たくさん考えたことがないような質問が投げかけられること。話しながら、わたしは現在に興味がないのかもしれないと思った。
わたしにとって、今のわたしは瞬間でしかない。一瞬一瞬の積み重ねが過去になり、未来に繋がるわけだが、「今、この一瞬」がどんな一瞬かを常に考えているわけではない。
また、わたしは本当に忘れっぽい。昨日のことと1年前のことは、だいたい同じように忘れている。過ぎたことはもう終わったことなのだ。そう思うことが多い。
だから、わたしは一瞬に生きながら、常にその一瞬を忘れていくのだ。「今」はあっという間に過去になる。わたしには、そんな瞬間を上手く捉えることができない。
しかし、このインタビューでは、捉えられない「今」を言語化することとなった。上手くできなかったが、記事になったとき、どうにか分かりやすく伝わるかたちにできたらと思う。
過去については、たくさん話すことがある。重い話が多いのだが、一番、話し慣れているのは過去の出来事だろう。なぜなら、たくさん話したり書いたりしてきたから。そして、忘れっぽいわたしでも、忘れられない出来事だからだ。そのため、ちゃんと時系列で話せる。
辛い出来事があっても、それを何とか凌いだから今の自分がいる。苦しみは耐えるしかなかったが、頑張って何とかなって良かったと、本当に思う。
どうにもならない苦痛の最中にあっても、わたしは生きることしか選べなかった。一度は捨てた命だけど、まだ死ぬときではなかったのだと、思い返せばそう思える。
未来の話は、本当に分からない。今までも、想像できなかった未来を歩んできた。ただ悲しみや苦しみを避けて行けるようにと、いつも願うしかないのだ。
インタビューは一時間と少しで終わった。
自分のことを聞いてもらうためには、相手に分かるように言葉を選び、話を組みたてて、口にする、という大変な過程を経て初めてできるのだと、改めて思った。
これは、話してみないと分からないことだろう。
気になるなと思っているなら、一度、インタビューを受けてみることをおすすめする。
楽しいインタビューの機会を与えてくれた「無名人インタビューさん」、インタビューしてくださったericaさんに感謝します。ありがとうございました。
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