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一期一会でタイムラインの様子がおかしい

Twitterのタイムラインを見てると様子がおかしい
これ私のアカウントじゃないみたい。

ちょっと前にそんなことを思った。


理由は簡単、私が今まで触れたことのない業界に関わることができるようになったから。

昨日、共著で出版させていただいた『無職本』の刊行記念オンライントークイベントがあった。

私にとって初の出版で、当たり前だけど本屋さんでのイベントも初めて。オンラインではあったけどとっても新鮮で楽しい時間だった。

無職本の執筆にあたって、様々なご縁が生まれた。

無職本の企画にお声がけを下さった水窓出版さんをはじめ、他の執筆者7名のみなさま、今回イベントの開催をしてくださったtoi booksさん、その他にも無職本がきっかけでつながったご縁がたくさん。

Twitterでフォローをするアカウントが増えた。

今まで知らなかった出版業界に関わる方々。

そしてタイムラインに現れた新しいジャンルの情報たち。

そして「あれ?なんかタイムラインが別アカウントみたい」という違和感が生まれた。

これは良い意味の違和感であって、新しい発見でもある。


世界中と簡単に繋がることができるTwitterを眺めていると、トレンドには今話題のニュースもあがっているし、どうも世界を知った気になる。

でもタイムラインの様子がおかしくなってから、もとい、今までとずいぶん見え方が変わってから、自分が見ていたTwitterは所詮自分が作り上げた小さな世界だったのだと改めて思った。

自分が興味があるものや知っている人、好きな人をフォローして作り上げるのが自分のタイムラインなのだから当たり前のことなのだけど、それに実感が伴った、という感じかな。


それで思ったことは、今まで声優やアニメ、お芝居関係にどっぷり浸かっていた私の世界(タイムライン)は、まだ一色だったんだな、ということ。

出版に少しだけ携わらせていただいて、新しい色が増えた。

わかったことは、私がいろいろな業界に足を踏み入れる度に、その色が増えていくということ。

出版に携わることがなければ、出版社さんと書店さんの間に取次店さんというものが存在することも知らなかったし、返本なんていう制度も知らなかったし、書店員さんがいろいろなことを考えて店頭に本を並べてくれているのだということにも恥ずかしながら思い至らなかった。

今まで一消費者として何も考えずに書店を訪れていただけだった。

こうやってどんどん私のタイムラインの様子がおかしくなっていって欲しい。もっといろいろな知らない世界を見たいな、と思った。

世界にはまだまだ知らないことがいっぱいあるんだなぁ。


昨日オンラインイベントを見守ってくださったみなさまありがとうございました!

無職本について一人語りもしておりますのでぜひ。


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