精神科通院記録、その6

ハッキリ言おう

今現在、通院の翌日だ。

この文章が、記事が、出来上がるのがいつになるかもわからない。
1文字1文字、いつもの3倍は時間をかけて書いている。いや書かざるを得ないのである。

理由は後述するが、まぁ利き手を怪我してしまったとでも思ってくれればいい。
怪我をしてしまった理由にはアツいドラマがあったとかなかったとか…………確かにあの時の私にはプロジェクトXのテーマが聴こえていた。


ちなみに、前回記載していた試験は協力先の塾で出されていたデータベースを大きく上回る点数を叩き出せていた。やったぜ。


9月の11日

その日は採血があると聞いていたので(前回参照)、今回はなんとか覚えており、食事は取らなかった。
飲み物は十六茶のやすらぎブレンド、ローソンで無料券を貰っていたからである。
とりあえずノンカロリーで下手なトクホ(中性脂肪を下げたりするようなもの)でなければ、血液検査に影響は出ないし、この時期水分を取っていないとむしろ血液取るのがしんどくなると配慮しての事だったのだが、そんなレベルで済む話では無くなっていた。


ええ!?Aラインで取ったのかい!?

上のセリフは、血液検査の一部始終を電話で知り合いの医療従事者に伝えたら返ってきた言葉である。


結論から言うと、Aラインと呼ばれる動脈から取った。
静脈からは取れなかった…………。

その状況が、まさにプロジェクトXな感じであったのである。


呼ばれる、応援

いつも通りに受付を済まし、採血がある為処置室に移動する私。
担当はよく世話になっている看護師さん、毎回毎回細い血管で世話をかけている…………。

と、思ったら。

悪化し過ぎた浮腫のせいで何処もかしこも血管が触れないらしい。
ある気はするんだけど、触れない。

最初から諦めていた私は最初から手の甲を提案し、ひじ裏と手の甲を1回ずつ計2回刺して、失敗した。

「この血液は何に必要なの?定期検診?」と聞かれたので、前回言われた内科への紹介状の為の薬物投下後のデータを取るための検査だと伝えると「あー、それは必ず必要な血だ!」「それは絶対必要な血だねぇ」と言って、1人の看護師さんが内線で電話をかけ始めた。

聞こえる内容から察するに、院内の内科医に応援を頼んでいるらしい。

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