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ゆめみらいの店長です。

ゆめみらいの店長、ゆめみです。
さて、ここからしばらくは中医学基礎編の学びの場を作っていきますが、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・どっこいしょ、と。

重たい腰を上げる前に、まずは自己紹介から。

ゆめみらい漢方薬局鍼灸院の店長をやっております、鈴木夢未と申します。
未来を夢見る、という由来で父が誕生時に命名してくれたのですが、
3年前私が開業する際、友人(以降A)に何て名前にしようかなぁ、と相談していたところ、Aがゆめみらいにしなよ、と。

これからちょくちょく登場するA、Aは職業漫画家です。
いつも原稿をしながら電話に付き合ってくれており、何かと私の相談に乗ってくれる友人です。
よく悪態を吐きながらも、自分の意見をはっきりと言ってくれるので、とても頼もしい。

味のある字で命名。シ村さんも添えてくれている。

私は大分県別府市出身で、高校卒業後、岡山県の就実大学薬学部に入学しました。
薬剤師国家試験に受かってからは岡山県の保健調剤薬局に就職。
当時の私は漢方薬とは全く無縁の世界にいましたし、国家試験でも生薬学や漢方薬の科目は暗記しても効率悪い、と捨て科目にしていました。

東洋医学に入るきっかけ

27歳の頃から公私共に悩む事が多く、精神的な事から体調が思うようにいかずに、整体に通い始めました。
10歳年上の女性Yさんが自宅でやっている所だったのですが、当時仕事や私生活が上手くいっていなかった私は、Yさんに体を整えて貰いながら、話も一緒に聞いて貰っていました。
Yさんはとても明るくとても優しいお姉さんで、いつも私の話を聞いて寄り添い、時には励ましてもくれました。
施術の後は重たかった身体が軽くなり、心も軽くなるのを実感しました。
そうするとまた頑張ろう、と思えたのです。

当時調剤薬局で働いていた私は、自分だから必要、とされる仕事でないと、いつか仕事が無くなるのではないかという心配がずっとありました。
薬剤師は安泰、いやいや、どの仕事も安心安泰なんて有り得ないです。
ふと、そうだ、マッサージの免許を取ろう!と思い立ちました。

整体、オイルマッサージ、タイ古式マッサージ・・・当時何から手を付けたらいいのかわからず、本屋に行き調べるうちにマッサージは国家資格である事を知りました。
当時岡山県に住んでいた私が通える学校は香川県にある四国医療専門学校の鍼灸マッサージ学科のみで、

え!はり!?きゅう!?東洋医学!!??香川県!!?

と思いました。パニック。
漢方薬を捨て科目としていた私が東洋医学を学ぶ事が出来るのだろうか・・・、
でも、何だかこういうところだけは思い切りが良くて。
何も変わらずにじっとする事が出来ない性分、今回ばかりは良い方向に進んだと思います。

そして29歳の春、専門学校入学と共に、私は中医学への第一歩を踏み出したのでした。

学生当時の授業風景と、実習レポート。
3人1組になって、それぞれのマッサージフォームを撮影し、確認し合う授業。

専門学校〜就職

鍼灸あん摩指圧マッサージ師を三療師と呼ぶのですが、専門学校では西洋医学的かつ東洋医学的な知識と技術を学びます。
ですので解剖学もやれば、ツボの名前も覚えますし、筋肉を狙って鍼をすれば、ツボを狙って鍼もします。
東洋医学概論に関しては全く初めての勉強だった為、馴染みがなくて本当に苦労しました。
ですが、この学びこそが漢方薬の理解に必要な事でしたので、そりゃ西洋医学的に考える漢方薬はちんぷんかんぷんになるよな、って思えました。
別の項目でお話しますが、双方は体の考え方が違えば医学の概念も全く違うので、東洋医学の理屈を知ってようやく血の通った使用が可能になるのです。

私は、鍼灸マッサージ師になるのなら、薬剤師もあるから漢方薬を使えるようになりたい、組み合わせるときっと良い化学反応になるだろう、と思い、卒業後は漢方薬局と鍼灸院両方をやっている会社に就職しました。

漢方薬局と鍼灸院を両方やっている所は地方ではあまり数多く存在しないため、選択肢は東京に自ずと絞られていきました。

自分語りが多くなってしまいましたが、自己紹介はこんな所でしょうか。

徐々に中医学についての専門的なお話が始まります!
私自身本当に中医学の導入が難しかったので、出来るだけ噛み砕いてお伝え出来るように努力いたします・・・!

ではでは。

店舗情報

〒131-0045
東京都墨田区押上1−17−2
ゆめみらい漢方薬局鍼灸院
TEL:03-6661-8292
FAX:03-6661-8670

HP:https://yumemirai.tokyo


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