何十年ぶりにオーボエのリードを買った話

こんにちは、ウチダユメミ(@yumemi_uchida)です。

山梨に移住して5ヶ月目。
ぶどう農家しながら、音楽活動しつつ、毎日noteを更新してます。

* * * * *

すでに2ヶ月前の話。


農業1年目でどんな様子か分からなかったのですが、
5月から7月中旬までほぼ休みなく畑での作業でした。

お天気とぶどうの木の成長によって作業を急がないとならないわけです。

都心に住んでた時とは時間の使い方は違うだろう、

むしろ自分の時間は増えるだろう、なんて目論んでいたので

オーボエのリードを作る時間もたくさんあるだろうと思ってました(甘い)。

1年目で様子が分からないのと体力配分も未知の世界。
畑から帰ってきて、ヘトヘト。
リードを作る余裕は、皆無、、、

なんでしょう、
オーボエ奏者はリードが無いのって
「死」を意味するじゃないですか?

(オーボエ奏者に限らず、リード楽器全般ですね)

長らく、リード作ってなくて、どんどん焦ってくるんですよね。

(リード製作、好きじゃないのに)

焦ってるのに、なかなか購入することに躊躇うのよね。。。

あぁ、もう、今年に関しては、
吹けるリードがありさえすれば、良いんだと腹を決めて(?)
何十年ぶりに完成リードを購入しました。

そもそも、あんま拘ってなかったので、

チューブのメーカーだけみて通販で購入してみました。
どんなのが届いても自分で調整すれば、良いやとも思ったし。

届いてみて、美しいリードにうっとり。

吹いてみて、「あ、違う、チューブは良い感じだけど」
こだわりが無いと思ってたけど、
やっぱり自分の仕様はあるんだな(当たり前か)

とりあえず、

古いので練習しよ、余裕出たら自分で作ろう、と思ったのでした。

7月中旬からかなり時間ができたのでリード作成も復活。

リード製作者にちゃんと仕様をお伝えすれば、

購入するのは演奏することだけに集中もできますし。

でも、
なんで自分で作ることに縛られてるんだろう。

オーボエ始めたての時に言われた

「リードが作れるようになって一人前」の呪詛が
まだまだ自分を縛ってるんだな、と思い出したのでした。

自分の先生で
ご自分で作られてない方、結構、目の当たりにしてるのに。
(弟子や奥様が作られてる先生、いらっしゃいます)

そして、受験生だった時に言われたこと、思い出した。

「オーボエはあなたが吹かないといけないけど、別にリードは他の人が作ったのを使えば良いんだよ」

リードなくて焦るくらいなら、

さっさと調達する行動を起こせば良いのですよね。

5月からのその時期と収穫の時期がぶどう農家は忙しいと言うことが
わかってきたので、

今後は冬の時期に大量製作をすることになるかな。


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