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顎関節症を患ってて長い時間、吹けないというキッカケでレッスンに通い始めた生徒の話。

こんにちは、ウチダユメミ(@yumemi_uchida)です。
山梨に移り住んで、約2年。
ぶどう農家を営みつつ、音楽活動をしております。

長いこと、放置してしまったにも関わらず、かなりの方々が
このnoteを覗きにいらしてくださってたことに感謝します。

さて、タイトルのこと。
去年の今頃に都内から山梨へ、レッスンに通い始めてくれた生徒の話。
最初のきっかけは、顎関節症を患ってて、長い時間オーボエを吹き続けるとアンブシュアが安定せず、すぐにバテてしまう、というお悩みでお問合せをいただきました。

実際にレッスンで吹いてる姿を拝見した時、
顎の問題より他に原因があるなという感じでした。

具体的には、
顔の向き、
息の流れ、
息が出ていく時に使われる身体の仕組み、
下半身の関節の使い方、
顔の筋肉、
自分が演奏してる空間の感じ方などなど。

最初の方は、基本に立ち帰りたいということだったので、
ごくごく基本的な演奏上の身体の使い方、
自然な動きの見直しや
自分自身の観察の仕方などをお伝え。

通い始めて半年くらい経つ頃には、顎の痛みを気にせず、
演奏に没頭できるようになっていたそう。

ただ、前々からの演奏上の習慣(くせ)によるタンギングも
顎に影響してるように見受けられたので、
タンギングに関して、今、見直してるところです。

ところで、オーボエを吹かれる方はタンギングって
リードと舌の関係性を「つく」と「離す」、どのように考えているでしょうか?

舌を「突く」と思ってタンギングするのと
舌を「離す」と思ってタンギングするのとでは
身体や舌の動きに雲泥の差が出ます。

この辺りの話はまた後日。

さて、その生徒の話ですが、
顎の痛みを気にすることなく演奏できるようになり、
色々と挑戦を試みてるようです。

もうバリバリとモーツァルトもデュティユーも吹けるね。
頑張れ!

もしよろしければ、サポートよろしくお願いいたします。 今後の活動費として大切に使わせていただきます!