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新しい朝が来る

ちょっとみなさん落ち着いて聞いてほしいんですけど

私来月いっぱいで仕事辞めるんですよ。

「え?また?」とか「え?もう?」と思われたあなた。
あなた私のこと結構知っててくれてますね。ありがとう。これからもよろしくねってなもんです。

そう、辞めるんですよ。
以前noteで職場に無理な人がいて、好きな女性とそのことでギクシャクしちゃってやってらんねぇぜって~辞めてやるかんな、等うんぬんかんぬん書いたんですけど、そこじゃないんです。

そこもう辞めてるんです。

で、次に入った会社。今入社3ヶ月弱。来月で4ヶ月。

そこを辞めるんですよ。

やだ、落ち着いて、みんな。
落ち着いてる?全然落ち着いてた?みんな全然落ち着いてた??
落ち着いてたのか、そっか…。


私にとって5月がめちゃくちゃ変化の時期だったんですよ。
半ばくらいまでは、「業務に慣れてきたら気持ちも楽になるはずだし、職場の人間関係もすごく穏やかだから頑張って続けよ~。今がしんどいだけ…ここ乗り切らなきゃ…」ってガチガチに信じてたんです。
信じてたっていうのは、無理してでもやらなきゃ、私はこれくらいできなきゃ(傲慢だね…)、今度は絶対3年は続けなきゃ、っていう「”やらなきゃ”存在が認められない」強迫観念の部分で。
もういない前任の人以外に業務内容わかる人いなかったり、一つの業務をするときに工程や無駄に思えるような作業が多かったり、電話が鳴りっぱなしでほとんどが私への用事だったり、〆切のある業務が全然間に合ってなくて、やり方もよくわからないから紙のマニュアル探して調べながらやって、そのマニュアルが古いやつで、最初からやり直しになって、それをやってた数日がまるまる無駄になって…っていう日々を過ごしていたら、毎日不安で夜なかなか寝られなくなっちゃって。
それで、まぁ、体調、やっちゃいまして。
それでも、辞めるほどの体調不良じゃないか、辞めて生活どうするんだ、職場の人たちはみんな優しいし辞めるのもったいない…ってぐるぐる考えてかなり迷いました。
でも、いっぱいいっぱい考えて、最終的に辞めるって答えを出したんです。

今回の退職って、本当の意味で”自分で決めた”っていう実感がすごくあって。
全然先行き見えないし、体調も崩しちゃったのに、なんだか前向きというか。私という人間が新しくなっていくための最適なタイミング、最適な事象なのかなって。

こんな風に考えが変わっていったのは、服部みれいさんの本や考え方に再会したからかな。
もう何年も前に新卒で入社した職場でもメンタルがめためたに疲れちゃったとき、本屋さんで自己啓発とか精神世界だとかの棚をウロウロして私を救ってくれるような言葉を探してたんです。
毎日2冊ほど買って、読んで、でもあんまり何も変わらなくて、結局毎日がつらくて。どれも同じようなことが書いてあって、だんだん腹が立ってきて。
今思うと、同じようなことが書いてあるっていうことは、どの著者もこれは絶対やったほうがいいなって思うような、すごく基本になるようなこと。ここ絶対押さえとけ!っていう大切なことだからどの本にも書かれてるんだよなって。今ならそう思うんですけど。
当時は私の中でそういったメッセージがあんまり頭に入ってこなくて、「ま~たこんな言葉ばっかり!もういいよ!」って本を閉じてた。
あの時はすごく他力本願だったし、うまくいかないことを他人のせいにしがちだった。
私の世界を一変させてくれる出会いを求めていた。
自分で変えていこうという概念がなかった。

そんなときに出会った服部みれいさんの本。冷えとりやホ・オ・ポノポノなど(なんぞやと思われた方は調べてみてください)、自分で人体実験するみたいにいろんなことに挑戦されている。
この時に初めて私は、「自分で自分を救う」という感覚を知った。

みれいさんの体験談を読んですぐできることは一通り実践した。
ただ、その頃からゆるく続けてる冷えとりは、周りの人からの「暑そう」「靴下にそんなお金かけてるの?」「仕事の服装に合わないのでは?」「うさんくさい」などの言葉に内心「うるっせえ!二度と私の足元イジるんじゃねえぞ!!」ってブチ切れてた。ほんと、過剰なまでに怒ってた。
それも今思えば、私自身が「こういうことを言われたらいやだな、説明してもわかってもらえないんだろうな、ていうか説明するのめんどくさいな」という気持ちが先にあったから、人の口を借りて半信半疑の自分に言ってたのかもしれない。
他に試したことは続かなかったり、効果がわからなくてやめてしまった。
あの頃から数年、何度も同じような壁にぶつかって、逃げて、自分を責めて、人を憎んで、の繰り返しだった。

で、今の職場で無理してでもやってこう、あ~でもつらい、どうすれば…とまた自分を追い詰めて、もう人生終わらせた過ぎる~!!ってメンタルに陥った時、そこでまた本屋さんに行ったんです。
数年前に出会って、試して、続かなくて、そのうち本屋さんの棚に置かれた新刊を見つけても「私には関係ない」とスルーするようになっていたみれいさんの本を、ほとんど無意識に手に取ってた。
パラパラめくって、「これだ」って。すぐにレジに向かった。
家に帰るまでが待ち遠しくて、本屋の近くの静かな喫茶店で半分くらい読んだ。

最初に読んだ時よりもっとすんなりと理解できるようになっていた。
読んでいると深い安心感に包まれる。
数年前の私より素直に、お腹の底にストンと落としこめてる。

夢中になってから、いったん離れて、また再会した。
今この時にこの再会ができたことって、完璧に計算されたタイミングだと思える。誰の計算かって言ったら、それはもう宇宙の。

まだこの先のことなんにもわからないのに、無職になるかもしれないのに、なんだろう、「なんでかわからんけどうまくいく」って思えてきた。
一時的にこんな躁状態になることはこれまでもあったんだけど、今回は根本的なところから思考がいいほうに変わってきてる気がするんです。

小さなことからでも、本当にやりたいこと、私はどうなりたいのか、自分の素直な気持ちを大切にして、日々の自分を幸せにする。大きな流れには身を任せる。

私どんどん新しくなります。

今後もまたつらいつらいって泣いちゃうとき、落ち込んだりするときも、たぶん全然あると思うんですけど、その時はみんな優しくしてください。あとお金とかください。(うそです)(うそじゃないです)(お金好きです)

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