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泣くこと。

 台風が近づいていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は心の中が相変わらず好天と暴風雨が次々と続いているのでグロッキーです。

 今日は特に予定がなかったので、1日のんびりしようと思っていました。しかし、ルーティンでJREC-IN Portalをチェックしていると今月末(つまり明日)締め切りの募集があってどうしようかと迷ってしまいました。求められている分野もドンピシャということではなく提出書類もかなりの種類が必要だったのですが、何より迷ったのがその大学に以前知っている先生が勤めていたことが引っかかってしまいました。ちなみにその先生と出会ったのは、今募集が出ている大学に所属している時でした。私よりもずっと年下で漸く大学教員になったという感じだったので、当時の私は「これからがんばれよ。」という何となく上から目線の嫌なヤツだったと思います。その後、彼は次々と大学を移って今は中堅の私立大学でいいポジションに就いています。そんな彼のスタート地点に私が向かうのはどうしたものかと思ったのですが、そんなことは気にせずとにかく目の前のチャンスに喰らいつこうと気持ちを切り替えて、急ぎ書類作成に取り掛かりました。

 郵便の事情を考慮して、今日の17時までに速達で出せば何とか次の日に着くかと考え、それまでをリミットとして全集中して作成しました。ただ、明日必着と指定されていますが、明日は金曜日なので実際事務局が書類処理をするのは週明けの月曜日になるだろうという事情もわかりつつ、それでも何とか期日までに提出しようとした姿勢を見せることが大事だと思っていますので、とにかく必要書類を集めました。こうやって人間が追い込まれると知恵が生まれるものです。これまでいろんな大学の書類を作成しているので、そのデータが蓄積されつつあります。今回応募する大学の指定する書類はすべてエクセルで作成されていたのですが、別の大学のワード仕様と内容がほぼ同じだったのでそれを流用することにしました。ただ、微妙に仕様が違うので、逆にフォーマットそのものを今回の大学仕様に作り変えてしまうという荒技を使ったのです。結局郵送なので、全てプリントアウトするとそれがエクセルだろうがワードだろうが関係ないんですよね。(これがデータ送付だとバレてしまいます。)こんな荒技を使うとなんと今回の書類作成はわずか1時間できました。13時に作成に取り掛かり、論文を必要部数コンビニでコピーして郵便局に駆け込んだのは15時でした。しかし、大学が指定されている書留郵便だと時間がかかると郵便局の人に教えてもらったので、レターパックで郵送しました。レターパックは速達と同じ扱いでかつ配達記録も残ります。そして何よりも書留よりも料金が安いんですよね。できれば、大学の事務局のみなさんには「書留もしくはレターパック」という条件提示に変えてほしいですが、今の私にはその訴えを聞いてもらえる大学はなさそうです。

 さて、またまた恒例の朝ドラネタになりますが、やっぱり今日も号泣でした。今日はゆっくりしようと思っていたので、朝と昼と2回見たのですが2回とも号泣してしまいました。今日主人公は4分間も泣いていましたが、私も同じぐらいかそれ以上泣いてしまいました。3月から毎日泣いているので、人間はどこまで泣き続けられるだろうかと思ってしまいます。でも、今までずっと泣かないように我慢して生きてきたので、今は自分が泣きたいだけ泣こうと思って思う存分泣くようにしています。今日の主人公も思いっきり泣いていたので、改めて泣くことは笑顔と同じぐらい人間にとって大事なことなんだなと実感しています。泣き始めた当初は精神的に病んでいるのかなと思ったりもしましたが、今は「こんなに泣ける私、カッコいいね。」と思うようになりました。(ただ、常にティッシュが離せないのが難点ですが。)何より大切な人のことを思って涙を流すことができる自分は、本当に愛おしいと思えるようになってきたことが、私を笑顔に変えてくれる一番の要因だと今は少しずつ思えるようになりました。

 これから大学教員になる人には、人目を気にせず涙を流せる人になってほしいと思います。そして、その涙からあなたとのあなたの大切な人を笑顔に変える力が生まれてくることを願います。

(動画作成の勉強のためにガンダムを研究している元准教授でした。ビームライフルのビームってどうやって動画で作っているんだ?難しい!!)


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