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「誰のために、生きてんだっけ?」40歳で、自分のために生き始めました。【研究の世界から飛び出し、未知の世界へ🕊️】


こんにちは、シズカです。
2024年3月に会社を辞めて、独立しました。

これまでも転々としてきたのですが、これまでは「研究キャリアの中」で「サイエンティスト」という強みを活かして仕事してきました。

しかし今回は、違います。これまでいた「研究の世界」からエイっと飛び出し、「未知の世界」へ向かっています🕊️


これまでの経緯と、飛び出した理由、今の想いを綴ります。



「やりたいことがない!」 とにかく辛かった学生時代


高校生の頃、「進路」を人一倍悩みました

何故悩んでいたかというと、「やりたいこと」が見つからないから。どれだけ進路の本を読んでも、やりたいことが「全く」ないのです。選んだ学部で人生が決まってしまうような気もしていたし、悩むのにも疲れてしまい、「ここで一本の道に決めることができたら、人生どんなに楽だろう」とも思っていました。

東京大学に入学できたことで、進路を選択するまでの時間を延ばすことができました。(東大は2年生の途中で学部を選ぶシステムになっています)。


入学当初の、絶賛反抗期中な私。父の「写真撮ろうよ!」という誘いに反発した顔をしてしまい…お父さん、ごめんなさい😭


「大学で色々なことを知れば、やりたいことが見つかるかもしれない!」という希望を抱えて色々な講義を受けたものの、見つからず…涙。

「薬を作って、病気に苦しんでいる人を救おう!」という、とりあえずの目標を自分の中で設定し、薬学部に進みました。やりたいことがないので、人類に広く貢献できそうなことを「こじつけて」目標設定したのです。


ただ、勉強は難しい。
そして、興味が湧かない。


興味が湧かないのは「私の努力が足りないからかも!」と思った私は、人よりも努力を重ねました。意味不明な教科書を丸暗記したり、研究に打ち込んだり。時間をかけて詰め込んだ分だけ、点数は取れたり、研究成果は出たりします。すると、「優秀だね」「研究が好きなんだね」なんていう評価になっていく。それが本当の自分と乖離していて、辛いのです。

いやいや、理解出来てないし!
そもそも、興味ないし!!!

そんなことを大々的に言えるわけでもなく、それがまた辛かったです。

そんなストレスは体に出てくるもので、変な体の痛みが取れなかったり、手の震えが止まらなかったり(一度、左手が完全に動かなくなったこともあります…)、いつも頭が痛かったり。いくら病院で検査をしても問題はなく、ストレスなのかなぁと思って過ごしていました。


なぜか東大のパンフレットに載った私。…顔が疲れている!笑。せっかくならばもっと良い顔を載せたかったのですが、これが精一杯でした。


学部卒業の時点で社会に出ることもできましたが、やりたいことがなく、一歩踏み出せませんでした。

修士課程修了の時点で社会に出ることもできましたが、やりたいことがなく、一歩踏み出せませんでした。

博士課程まで行ったら、研究も面白くなってくるのかもしれない!と考えて進学したものの、研究は面白くなりませんでした

興味は持てなかったものの「がむしゃらに」頑張ったことで、無事に博士号を取得することができ、晴々と卒業できました。


アルツハイマー病の発症機構を解明する研究をしていました。博士号って何なんだろう…とよく分からず、卒業式は普通のスーツ。父の「赤門の前で写真撮ろうよ」という誘いに、笑顔で応えられるようになりました!



「結婚したら、安泰だ❤️」 研究者から専業主婦へ


なぜ晴々と卒業できたかというと、結婚することになったから❤️笑。

同じ研究室で出会った方と結婚することになり、「あぁ〜私、この人を支えるために生きてたのね!分かった分かった〜🎶」とルンルンで卒業。

主人は製薬企業で研究職に就いており、私は大阪大学で研究員として働いていました。研究には興味が持てないけど、お金のため。お金を稼いで、楽しい生活ができればいいや!と割り切って生きていました。

そして、かわいい息子が生まれてきてくれて👶
あぁ〜私、この子を支えるために生きてたのね!分かった分かった〜🎶」とルンルンで退職し、3年間専業主婦をしていました。


友達家族と遊びに行った時に撮ってもらった、お気に入りの家族写真!📷



「楽しすぎる…😭✨」 大学で教壇に立つ日々


息子が幼稚園に入る時、ちょうど良いタイミングでお声がけいただいて、京都薬科大学で非常勤講師をさせていただくことになりました。それが、もうすっごく楽しくて!

私は、
・授業、わけわからん
・授業、眠い…(寝ちゃう)
・そもそも、興味ない…
という、イケテナイ学生だったので、このような学生さんの気持ちが分かるのです。

興味が持てない学生さんに、いかに面白いと思ってもらうか!いかに眠らせないか!」を考えて講義を作り込み、お届けする時間がとてもとても楽しかったのです😭✨


しかし、教えていた内容はそんなに興味がなく…笑。「こういう学問を教えたいわけじゃないなぁ。研究室の選び方とか、進路とか、生き方について、教えたいのになぁ。」と思い、当時の学長さんにアポをとって直談判しに行きました。勢いだけで突っ込んでいった私を温かく受け入れて下さっただけでも感謝ですが、「是非とも学生さんに教えてあげてほしい。そして学生さんがどのような反応をするのか、また聴かせてほしい。」とおっしゃってくださり、もう一度時間を作ってくださったのです。学長さんには感謝しても仕切れません。おかげで、何百人という学生さんたちに進路や生き方の考え方をシェアすることができました。



一瞬一瞬に感謝する日々。主人の闘病と、死。


やっと「やりたいこと」が見つかった!
息子も楽しそうに幼稚園へ通っている!
安泰だぁ♡

と思っていた矢先、主人がステージ4の肺がんと診断されました。

進行してしまっていて手術できないと言われ、お薬での治療が始まりました。主人も私も、薬学部出身。薬に期待しましたが、薬は主人の癌を悪化させてしまいました。「人々を救いたいから薬をつくりたい」と思っていたのに、その薬で苦しむ人もいる。「クスリは、リスクなんだよ」と大学で教えてもらったことを思い出しました。そのリスクを目の前の主人が受けていることに、とてもやりきれない、悲しい気分になりました。


悲しんでいる余裕もなく、とにかく主人と一緒に治す方法を調べまくりました。食事療法や、漢方、気功、スピリチュアル的なものまで。二人ともサイエンティストですが、そんなことはお構いなしに、藁をもすがる想いで勉強し、色々と試しました。サイエンスでは解明されていないものでも「希望」になってくれたし、サイエンスだけが全てじゃないよねと一緒に体感しました。


次第に「もしかしたら明日、死んでしまうかもしれない」って、誰にとっても同じことじゃない?と思えてきました。死を意識させるを得ない病気だからこそ、今生きていることに価値を感じられている。多くの人がそれを忘れているだけで、今という時は平等なんだ!病気であっても元気であっても、瞬間瞬間を味わって楽しめるかは、ひとりひとりが選択できるんだ!と気付かせてもらえたのです。


主人との闘病生活は、一瞬一瞬に感謝して生きることができ、世界がキラキラしていました。もしかしたらこの定食屋さんに一緒に来るのは最後かもしれないと思ったら、ごはんの味や主人が食べる姿を最大限に味わえました。もしかしたらこの道を一緒に歩くのは最後かもしれないと思ったら、切なくて悲しいけれど、太陽の光がいつもより輝いて見えました。主人と息子と3人で見た桜は涙が出るほど綺麗だったし、病室の窓から一緒に見た虹は一生忘れられないほど素敵でした。



主人の死はもちろん辛かったですが、「人生の一瞬一瞬を味わい、楽しむことこそが豊かさだ」と身をもって教えてくれた主人のためにも、「くよくよしていないで人生を楽しもう」と決めました。「1秒でも長く、笑顔でいること」が私の人生のモットーになりました。


主人の死後、はじめて息子と二人で公園に行ったときの写真。めっちゃ無理して笑顔を作ったことを覚えています。



再び「研究」することに。スタートアップ業界へ!


非常勤講師を続けたかったのですが、主人が亡くなり、他に収入源を探さなければという状況になりました。どうしようかなぁと思っていた矢先、以前お世話になっていた教授が「開発した技術で薬を創るために会社を作ったから、研究者として力を貸してくれないか?」とお声がけ下さいました。

「私、研究は正直苦手で興味がないんです…私の何が良いのでしょう?」と聞くと、「観察眼が鋭くて、小さな気づきを積み重ねられる。突き詰めて、意味を深く考えられる。周りに対して、良い影響を与えられる。」と挙げてくださいました。(嬉しくて、感動して、メモしました…!笑)

そんな評価をして下さる先生のためならと思い、再び研究者として働き始めました。30代半ばにして、会社勤めが初めて!しかも研究のヤル気は低め…笑。こんな私をサポートしてくれたり、教育してくれたりする職場の方々に恵まれて、楽しく仕事することができました。働いてみると、マネジメント能力に長けていることが発覚してきました。みんなの仕事の交通整理をしたり、目的や役割責任やルールを明文化したり、ワークショップを開いたり。チーム力向上のために本を読みまくり、いろいろな取り組みを繰り返していたら、研究開発チームのリーダーに抜擢していただけました。

「あれ、私、研究は苦手だし好きじゃないけど、お仕事を頑張っている人たちが働きやすいように環境を整えたり、応援するのは好きだな」と、30代半ばにして、新たな気付きを得ました。



取締役として 「会社と社会の仕組み」を学ぶ日々。


チームがうまく回るようになってきたなぁと思っていたタイミングで、東大薬学部時代の後輩にあたる方からご連絡をいただきました。「東大薬学部発のスタートアップ企業を立ち上げるから、力を貸してほしい」とのことでした。

スタートアップ企業で働いたことがある私だからこそ、役に立てる!しかも後輩たちが立ち上げようとしているならば、絶対に応援したい!と直感し、転職を決意。取締役という、大層な肩書きをいただいてしまいました。

創立後2ヶ月でジョインしたため、メンバーも少なく、すべてが混沌としているところからのスタートでした。マネジメントも、環境作りも、倫理審査用の研究計画書作成からWebページ作成まで、あらゆる業務に無我夢中で取り組みました。

立場上、会社やビジネス等のことを一通り勉強し、社内の各種業務を理解し、大切な意思決定の場にも立つことで、「へぇ…!会社ってこういうものなんだ。ビジネスってこうやって進めるんだ。」と学びの連続でした。そして社外の方々とやりとりをしていく中で、「へぇ…!社会ってこうやって回ってるんだ。」と身をもって分かってきました。

学びながら、大層な肩書きを背負って走っている状況で、しかも次の資金調達期限までに達成しなければならないことが山積み。人数が少ない分だけ、私個人が背負っている責任はとても大きく「失敗できない!私が足を引っ張るわけにはいかない!」というプレッシャーと闘っていました。でも、過度なストレスというほどではなく、心地良く胸を張れるようなプレッシャー。そのような気持ちで働けていたのは、何よりも仲間の皆が、とても温かい方ばかりだったためです。会社のメンバーには本当に感謝しかないです。


本当に大好きなメンバーに囲まれてお仕事させていただけ、毎日が幸せでした。



「本当にやりたいこと」って、なんだろう。


取締役をしていた会社は、病気を「早期発見」する診断薬を開発する会社でした。主人を癌で亡くしていたこともあり、ミッションにも共感できる。何よりも私を必要としてくれる人たちがいてくれて、役に立てている。そして仲間が皆温かく、最高の職場環境!「やりがい」を感じながら、恵まれた環境でお仕事させていただいていました。

一方、心のどこかに「本当にやりたいことって、なんだろう?私はどこに向かっているんだろう?」という気持ちがありました。

やりがいも、ある。
環境も、恵まれてる。
なのに、なんだか満たされないのです。

世間的に見たら「最高の職場環境」だし、自分でもこれまでで一番「最高の職場環境」だと思う。何の不満もなく、不満だなんていったらバチが当たっちゃいそうなくらい。なのに、なにか別のものを探していたのです。


週末の空き時間に、これまでの経験を棚卸ししたり、できることを書き出してみたりと模索していました。



「本当にやりたいこと」 見えてきた…👀✨


話を、主人の話に戻します。

主人が亡くなってから、いろいろな方に「(癌になったのは) ストレスが原因ですかね」と言われました。その度に、私がストレスをかけてしまったのかなと、自責しました。

主人は真面目で頑張り屋で、遅くまで仕事をする人でした。そして、自分よりも周りに気を遣うことが出来、周りから信頼されている。いわゆる「仕事がデキる人」で、そんな主人を尊敬していました。

職場で頑張っていた分、家で息抜き出来る環境をもっと整えられたのではないか。私が家でイライラしなければ、主人は健康で居続けられたのかもしれない。

友達は「絶対シズカのせいじゃないよ」って言ってくれたし、主人も「絶対にシズカのせいじゃない」って言うと思う。なのに、今も自責の念は消えません。


でも!でもでも!!

自責の念ばかり抱いていても、主人は幸せじゃない!
何より、私が幸せじゃない!!!

「自分が、変わろう。」

そう思いました。


自分で言うのもなんですが、私も真面目で頑張り屋。自分のことよりも他人に気を遣う。主人と似ているのです。

その上、自分に厳しく、他人にも厳しくなってしまう。そしてストレスが体にすぐに出るタイプで、頭痛、手の痺れ、体の各種の痛みが出たり、パニックも経験したことがあります。

そのような状況から脱しようと、いろいろな勉強をして実践をして、自分を変えていきました。自己啓発本を読んでもあまり変えられなかったので、呼吸法や瞑想、ヨガなどのさまざまな「体と心のセルフケア」を取り入れて、「自分を大切にする力」を鍛えていきました

すると、徐々に変わっていったのです。


頑張り屋だけど、頑張っている自分に気付いて力を抜くことができるようになってきた。

多少は他人に気を遣うけれど、気を遣う前にエネルギーを貯められるようになった。

自分に優しくなれて、他人にも優しくなれてきた。

気が付けば、頭痛や痺れも「懐かしいもの」となっていて、なんの薬も持ち歩いていない!


過去の自分と比べてみると、とても「生きやすくなっている」自分の変化に本当に驚きました。

そして、

「あれ、これって、めちゃくちゃ大事じゃない?」

と思ったのです。


自分をケアして、ストレスを緩和すること。
自分を大切にする力を鍛えて、生きやすくなること。


これって、すっごく大切なことじゃない?
「幸せな人生」につながるし、「病気を防ぐこと」にもつながる。


やば!!超重要だよ!!これまでは「病気を治す」「病気を見つける」ことを目標にお仕事してきた。でもこれからは、病気にならない、元気で幸せな人を増やしたい!


そんな想いが徐々に高まっていきました。「本当にやりたいこと」が見えてきた…!とてもワクワクした気分になってきました。これこそが「心が躍っている」という感覚なんだなぁと感動しました。


ゴールドコーストへ旅をしてEasyな文化に触れたことで、「もっと自由に生きたい」という想いが強くなり、これまでのキャリアの延長線上にはない別の道にも目が向いてきた、という経緯もあります。



「誰のために、生きてんだっけ?」 自分のために、生きる決意。


一方、頭で考えると、いろいろなことが浮かんできました。

「一度決意してジョインしたのに、取締役を辞めますだなんて。無責任だし、職場の方々や投資家の皆様にも申し訳ないよなぁ。」

両親に、なんて言われるかな…。突拍子もないこと言い始めたら、呆れられるかなぁ。泣かせちゃうかなぁ。」

「そもそもずっと研究の界隈で生きてきたのに、40歳から新しい世界に飛び込むなんて、できるのかな…」

などなど、かなり悶々としました。


これまでは、主人のため、息子のため、誘ってくださった先生のため、誘ってくださった後輩のため、職場のメンバーのためと「私を必要としてくれる人のため」に生きてきました。それはそれで素晴らしい時間だし、たくさんの経験ができました。これまでは「やりたい」と思えることがなかったから、それで十分だったのです。

でもやっと「自分自身が、やりたいこと」が見つかった。「必要としてくれているのに、断るなんて申し訳ない」と思って他の人に合わせて生きていたら、「自分自身に申し訳ない」んじゃないかな。誰のために、生きてんだっけ?自分のために、生きていいんじゃない?「自分の心が躍る方向に進む」ことこそが「自分のために生きる」ということなんじゃないかな。

次第にそう思えてきて、「自分のために生きる」決意をしました。


職場のメンバーに「生まれて初めて、やりたいことが見つかったんです…!」と打ち明けると、泣いてくれたり、歓声を上げてくれたり、生活の心配をしてくれたり、激励してくれたり。皆、本当に優しく私の門出を祝福してくれました。


手作りのケーキが心に沁みました。メンバー全員からのメッセージ入りアルバムまで作ってくださって😭一生の宝です。


両親には最後の最後まで言えず、口頭でも何と伝えたらいいか自信がなく…。恐る恐るメールしてみると、2人とも温かいメールを送ってくれました。母のLINEはスマホの不具合で消えてしまったのですが、「フレーフレー」というスタンプを送ってくれて。見た瞬間に、うわんうわんと大泣きしました。

父からのメールは、こちら↓


幸ありそうな感じ…!お父さん、ありがとう😭✨



生まれて初めての 「やりたい仕事」へ✨✨


2024年3月に会社を辞め、4月から「やりたい仕事」へ向かって進み始めました。

・自分をケアして、ストレスを緩和する知恵を広めたい!

・自分を大切にする力を鍛えて、生きやすくなる知恵を広めたい!

・自分の心の感覚にしたがって、自己実現できる人を増やしたい!

このような「人々のウェルビーイング向上に貢献したい」という軸にそって、誰に何をどうやって届けたらいいのか?模索の日々が始まりました。


まずは「自己ケア・生きやすくなるツール」の1つとして、ヨガをしっかり学んでみようと思い、ヨガ講師の資格を取りました。


押してもらっているのが私。体への効果はわかるけど、この動きをすることによって「心や人生」にどんな効果をもたらしてくれるんだろう?という疑問がわいてきます。


資格を取ったものの「なぜ1つ1つのポーズや呼吸法、瞑想法などが、心や人生にとって効果があるのか?」という部分をもっと深く知りたくなり、インドへ度々修行に行っていらっしゃる先生の元へ、古典ヨガや東洋解剖学を深く学びに行きました。

そうそう〜こういうことが知りたかったのぉ😭と、テキストを見るだけで涙が出ました…笑。やっと、もやもやしていた「体と心と人生の関係性」が腑に落ちて、心底感動しました。この「探究心」はサイエンティスト気質かもしれないです。


学びを深めて下さり、私の探究心に応えて下さる先生との出会いは、本当にありがたいご縁です。「これぞ」という学問に辿り着き、人に教えられる状態になれているなんて。1年前の私からは、想像できなかった姿です。



9月までにインプットをほぼ完了して、10月から少しずつアウトプットを始めました。まさに「駆け出し」。どこに進んでるか明確には見えないけれど、とにかく目の前のことからやっていこう!という段階です。サービス内容も公開できておらず、ご縁をいただけているところでご提供させていただいている状況です。


ヨガの先生やってるの?と聞かれるのですが、ちょっと違います。肩書きをつけるのが難しいのですが、Educator的な役割がしっくりきます。「リラックスする時間・練習する時間」もご提供しつつ、そこに「知識」も併せてお伝えさせていただいています。


体は硬いし、運動音痴。そして研究の世界にしかいなかったのに。こんな姿で、こんな場所に立つ仕事をしているなんて。過去の私が知ったらビックリです。


この練習が、なぜ効果的なのか?
どのような意識が大切なのか?
日頃、どんなセルフケアをするといいのか?


そのような知識も組み合わせ、ヨガ以外にもさまざまな「生きやすくなるツール」を伝えていきます。サイエンティストとしての西洋解剖学的な知識も、古典ヨガや東洋解剖学についての深い知識も、両方持ち合わせている私だからこそ、説得力をもって「自分を大切にできる知恵」を届けていきたいと考えています。一時的なリラックスの時間にとどまらず、「一生役立つもの」を持って帰ってもらいたいのです!

そして、私自身が「ありのままに、自分の心に正直に」生きることで、自分の心に正直に生きる「勇気」もお届けできたらいいなと思っています。


大学生のみなさんに教えさせていただき、やっぱり学生さんに教えるのは大好きだぁ♡と実感しました。未来は楽しいよ!と全力で伝えて、応援し続けたい!!


今後は、企業や組織の「健康経営」の視点からも活動していきたく、組織のウェルビーイング向上のための学問も習得し始めました。ここでも「ウェルビーイングを推進していこう」という同じ志を持つ仲間と繋がることができ、ワクワクが止まりません。

これまでの経験をフルに活かして、個人のウェルビーイング・組織のウェルビーイング双方に貢献してまいります


大きいことを言っちゃうと「自分の心を一番大切にする」カルチャーを日本に根付かせたい!という情熱を込めて、活動しています。焦らずに、一歩一歩!日々学びながら進んでおります。



今の想い


大学生のとき「シズカのシは、心配性のシだよね」と、先輩から言われたことがあります。それくらい「先への心配・不安」が大きかったのです。

現在は正直なところ、「一ヶ月後の自分がどんな状態になっているのかも、よく分からない」という状況です。「一本の道に決めて、楽になりたい」と思っていた高校生の私が知ったら、ビックリして全身凍りつき、何も言えなくなると思います。

でも「大丈夫だよ!そのまま進んでこれば、全部うまくいくからね!」と、昔の自分に声をかけてあげたいです。本当に、そうだから。



悩みながらも、研究を頑張り続けたこと。大好きな人と結婚できて、かわいい息子が生まれてきてくれたこと。主人を看取ったこと。大学で教えたこと。企業で多くのことを学ばせていただいたこと。

すべての経験が「今の私」を形成してくれていて、何ひとつとして無駄なことがなかったのです。これらの経験が、こうやって集大成として今につながっているのか…!と感動するし、これからの未来がワクワクでいっぱいです。

大変なこともあったけれど、抗わずに頑張ってきて本当に良かったなぁと、過去の自分も含めて自分自身をハグしてあげたくなります。そして、今まで出会ってきた全ての方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。ご縁をいただいた全ての方のおかげで、今の自分があります。


未来は見えないから、もちろん心配はゼロじゃない。

でも「大丈夫だよ!そのまま進んでこれば、全部うまくいくからね!」と、未来の自分からも声をかけてもらえている気がします。

40年間生きてきて、やっとその言葉を、昔の自分にかけてあげることが出来るようになったから。今後も絶対にそうだよねって、心から信じられるのです。



未来が見えない怖さは、誰にでも共通したものです。
でも「大丈夫だよ!」と、皆にも伝えていきたい。

そのために、まずは私自身が自分を信じて。愛を持って。勇敢に進んでまいります!


見たい景色は、自分で選択することが出来るから!これから先の人生も、たくさんの「見てみたい景色」を見に行きます。




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読んでくださり、ありがとうございました♡
あなたの毎日が、笑顔であふれますように。
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いつもありがとうございます。




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