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「ありのままに、現実を、見ていない」


01『言葉に、感情が、付着している』
02『物に、感情が、付着している』
03『概念を、固定している』
の、つづきです。


04『ありのままに、現実を、見ていない』

私たちは、常に、なにかの対象を、
見たり、聞いたり、考えたりしています。

そして、その対象に対して、毎回、
自動的に、反応するかのように、
勝手なイメージをもち、
勝手に決めつけています。


つまり、私ちは、
対象を、ありのままに見ていない。

対象を、ありのままに聞いていない。

対象を、ありのままに、考えていない、
ということです


『自分のフィルター』を通して、
対象を、見たり聞いたりして、
考えているということです。


まさに、
『色眼鏡をかけて見ている』状態です。

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*注釈
『色眼鏡をかけて見る』とは?

『かたよった、物の見方。
 先入観にとらわれた、物の見方。 偏見』

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私たちは、
対象を、この現実の世界を、
ありのままに、見ることができません。


なぜなら、

『自分のフィルター』をかけて、
現実を、見ているからです。


つづく。





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