お兄ちゃん猫ともしも神様がいたら
上の写真は、保護をした猫のお兄ちゃんの方です。
どうして、こっちがお兄ちゃんでもう一匹が妹と分かるんだと
ツッコミが入りそうですが。
なーんとなく、そんな感じがしちゃうんですよね。
散歩をしていた私達を遠くから泣きながら追いかけてきたのは、このお兄ちゃん猫でしたし。
(その時、妹の猫ちゃんは木の下で隠れていました。)
お水の飲み方も教えてあげているような時期もありました。
でも、そんな頑張り屋のお兄ちゃんが死にそうになったことがありまして、、、(涙)
まだ小さかったからなんでしょうか。
もう、いつ息を引き取ってもいいような状態にまでなってしまいました。
見守る以外に何にもできない私達ではありましたが、
できることが一つだけあったんです。
それは、お祈り。
そう、神様にお願いをしたんです。
すると、本当に信じられないかもしれませんが、すくっと立ち上がり、歩き始めました。
私は目の前で、私の祈りが受け入れられたような光景を目にしたんです。
今もお兄ちゃんは、元気いっぱいに走りまわっています。
最近は妹にやられっぱなしでありますが。
さて、今日はそんな神様のお話です。
本文スタート
『もしも神様がいたら』
善行の第一位が
神様の存在を信じること そして
その神様に感謝をすることである、
と前回は終わりました。
こんにちは ファーティマ松本です。
神様が本当にいるのかどうか。
これは、日本人的にはなかなか難しい質問ですね。
私はその昔(かなり昔)
高校生の時 結構ヒマだったので、
ちょくちょく図書館に行 っていました。
その頃 好んで読んでいたのは、なんと!
仏教の本だったんです。
高田好胤さんの本が大好きで
高田先生が書かれた本は、多分全部読みきったんじゃあないかなあ。(懐かしい!)
ある日、仏教本の近くに、キリスト教の本を見つけたので、
一冊借りてみました。
その本を読んでから、”神様の存在” というのが気になり始めまして、、
「もし、本当に、神様がいたら、、」
、、、私は思いました。
さあて
私は一体何を思ったでしょうか?
なんと、、、私は、、、、
「もし、本当に神様がいたら、、、、
、、、、、、、、、、、、、
、、、イヤだなあ!!」
と、思ったのでした。
なぜイヤ!かと言うと
どこに隠 れようと、
どんなに人に見られないような所で
何かをしようと、
「バレちゃうじゃん!」
と思ったからなんですね。
一体 何がバレちゃマズかったんでしょうねえ?
そーんなに、すごい悪い事はしてはいなかったと思うのですが、、、。
でも、その「イヤだ!」という思いと
「隠れられない」という感覚は、
今でもとてもよく覚えています。
その結果、心に誓った事は
「決してキリスト教徒にはなるまい!!」
当時の私にとっては、何しろ仏教のお話の方が
面白かったし、
スーッと心に入ってくるような感じがしました。
やはり日本人ですからね。
キリスト教のように、神様がいますよ、とか
その神様はいつだって、見てますよ!
みたい な教えは、どうも異国ぽくって馴染める感じがしませんでした。
だから今、私が声を大にして、イスラム教はいいぞお!
と言っても(または 叫んでも)
大方の人の心に、スーッと入って来ない感覚
というのは、とてもとてもよく分かるのです。
イスラム教なんて、異国っぽさハンパないですからね。
多分、キリスト教の方が、まだまだ受け入れ易さがあるかもしれません。
しかし、キリスト教もイスラム教も同じ神様を拝んでいるんです。
天と地にあるもの全てを創ったという ”天地創造の神様” です。
だから、
「神様がいる。
その神様は私がどこで何をしようと、ちゃんと見ている!」
という事実は変わりません。
高校生の頃は、それが嫌で
「決して キリスト教徒には、なるまい!」と思ったくせに
イスラム教徒にはなってしまうのですから、不思議ですねえ。
(ちなみに20歳の時でした。)
でも、30年もイスラム教徒をやっていて痛感することがあります。
それは、
やっぱり、神様がいてくれるといい!
いや、いなかったら絶対イヤだ!
という思いです。
さてさて、次回から
本当に神様はいるんだよ!という
かなり興味深いお話に入りたいと思います。
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