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女性の美をサポート!美肌を目指せるスーパーフード

近年話題になっているスーパーフード。
スーパーフードには体に良いとされる栄養成分が豊富に含まれています。
本記事では、スーパーフードがもつ美肌効果をご紹介します。
食の面から美肌にアプローチしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

スーパーフードとは

スーパーフードとは、栄養のバランスがよく、一般的な食品に比べて栄養価が高い食品のことをいいます。
スーパーフードには「この食品がスーパーフード」というような、特定の食品をはっきりと定義したものがありません。
そのため、特定の有効成分が飛びぬけて多く含まれていたり、少量でも栄養成分が効率的にとれるものをスーパーフードと呼んでいます。

参考:日本スーパーフード協会


スーパーフードの魅力

スーパーフードの魅力は、なんといっても体に良い栄養素が豊富なところ。
タンパク質やビタミン、食物繊維といった栄養素が豊富に含まれており、摂取することで健やかな体づくりが目指せます。
また、少量でも効率的に栄養がとれるといった利点もあります。
アンチエイジングや整腸作用があるものも多く、美肌・美白などの美容面においてもプラスの効果が期待されています。


女性の味方!美肌効果のあるスーパーフード

ここからは、美肌効果があるスーパーフードをご紹介します。
美しい肌を保つ上で大切なのは、アンチエイジング(肌の老化防止)と腸内環境を整えることとされています。
スーパーフードには、これらの効果があるものが多く存在します。
効果別の代表的な食品と1日の適正量を見ていきましょう。


アンチエイジング効果があるスーパーフード

肌の老化は、体内でエネルギーをつくり出す過程で廃棄物としできた活性酸素によって起ります。
スーパーフードには活性酸素を抑えるはたらき(抗酸化作用)をもつ食品があります。
アンチエイジング効果がある食品を取り入れることで、体の内側からの老化予防が期待できます。

◯アサイー

アサイーはブラジルのアマゾンが原産のヤシ科の植物で、アマゾンに暮らす先住民が食用としてきました。
見た目はルーベリーによく似ていて紫色をしています。
アサイーの実は栄養価がとても高いのが特徴です。
特に抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれており、その量はブルーベリーの18倍といわれています。

1日の適正量はジュースならコップ1杯(約200ml)、パウダータイプならおよそ2~5gとされています。



◯スピルリナ

スピルリナはアフリカや中南米の塩水湖に生息している藻類の一種で、30億年以上前から地球に存在しています。
スピルリナは青緑色でネジのような、らせんの形状をしています。
1つの長さは0.3~0.5mmほどです。
スピルリナに含まれている核酸を摂取すると、新陳代謝が高まり、アンチエイジングに効果があるとされています。
また、抗酸化作用があるβ-カロテンやビタミンC、ビタミンE、フィコシアニン(緑色の色素成分)なども豊富に含まれています。

1日の摂取量の目安は粒状のサプリで15~30粒ほど、パウダー状のものならおよそ2gです。



◯鮭

スーパーなどでも手軽に手に入り身近な食材である鮭。
鮭にもアンチエイジング効果があり、スーパーフードの代表的な食品の一つとされています。
鮭の赤色の色素成分であるアスタキサンチンには強い抗酸化作用があり、紫外線によるシミやシワを防ぐ効果が期待できます。
養殖の鮭より天然の鮭のほうがアスタキサンチンのが豊富に含まれているので、なるべく天然のものを選びましょう。

1日の摂取量は刺身で6切れ(100g)、塩鮭で1切れ(80g)程度を目安にしてください。


おなかの調子を整える効果があるスーパーフード

美肌を目指す上で、便秘は大敵です。
便秘により便が腸内に長時間とどまることで、悪玉菌が増えて肌荒れを引きおこすとされています。
便秘を予防するためには、腸内環境を整えることが欠かせません。
腸内環境を整えるスーパーフードを取り入れて便秘を予防しましょう。



◯チアシード

チアシードはメキシコに自生するシソ科の植物の種子です。
色は黒や白で、直径2mmほどの大きさをしています。
チアシードは水を含むと種子のまわりがゼリー状になります。
ゼリー状の部分にはグルコマンナンという水溶性の食物繊維がたくさん含まれています。
食物繊維は腸内環境を整え便秘を改善する効果が期待できるので、美肌のためにとりたい栄養素です。

1日の摂取量の目安は乾燥した状態で10gです。
水で膨らむ特性があるので、少量でも満足感が得られます。
注意点は、水で膨らむ特性ゆえに、たくさん食べると体内の水分が不足して、逆に便秘になりやすいことです。
また、胃腸に負担がかかる恐れもありますので、食べすぎには気をつけてください。



◯玄米

玄米は食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれるため、便秘改善の効果が期待できるスーパーフードの一つです。
玄米に含まれている食物繊維は、水に溶けにくい性質で、胃や腸で水分や老廃物を吸着して便のかさを増やします。
それにより腸内が刺激されて蠕動運動がおこり、便通がよくなります。
玄米に含まれている食物繊維は白米の4倍といわれています。
便秘が気になる方は、白米から玄米に切り替えたり、白米に玄米を混ぜて食べてみてはいかがでしょうか。


◯発酵食品

納豆、梅干し、みそといった日本古来の発酵食品もおなかの調子を整えるスーパーフードです。
発酵食品には、おなかの調子を整える善玉菌が多く存在しているので、積極的に取り入れることで便秘の改善が期待できます。
また、善玉菌には外側から入ってくる病原体から身を守る免疫力を高める作用もあります。
便秘改善だけでなく免疫力アップのためにも、日々の食事に取り入れたい食品です。

1日の摂取量の目安は定められていませんので、いろんな種類の発酵食品をバランスよく摂って腸内環境を整えましょう。



まとめ

今回は美肌効果のあるスーパーフードをご紹介しました。
健やかな美しい肌を保つには、アンチエイジング対策とおなかの調子を整ことが大切です。
スーパーフードを毎日の食事に取り入れて、体の内側からも美しい肌づくりを目指してみてはいかがでしょうか。


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