人生を好転させる分岐点が分かる!
人生には何度か分岐点と言える時がある。
その分岐点が多い人もいれば少ない人もいる。
分岐点で人生が好転する人もいれば、逆に悪化してしまう人もいるだろう。
だからこそ人生の分岐点を大切にしなければならないが、分岐点のことを分かっていなければどうすることもできない。
分岐点で人生を好転させる術?
先ずは人生の分岐点とはどんな時のことを言うのか知っておくべきだ。
入学、就職、結婚、転職、退職などの時期を指すのが一般的だ。
しかし時には旅や、親族の死、部活動の入部といった時が分岐点になる可能性があることも知っておくべきだ。
つまり人生の分岐点とは人脈の変動が大きく関わるということだ。
人生を悪化させる分岐点の例
人生の分岐点が人脈の変化だという例を挙げてみよう。
入学では友達が入れ替わる。
中学校まではいい友達に恵まれていても、高校生になってそれ以上の友だちに恵まれるとは限らない。
ある程度の会社なら就職して配属になった部署によって人脈は変わる。
その部署が人に厳しい責任者だったとしたら「なんでこんな会社に就職したんだろう」と嘆くことにもなりかねない。
前にも書いた記憶があるが、結婚相手によっても大きく将来の人生が変わることになる。
生まれてくる子どもは結婚相手によって変わるということだ。
親から引き継がれるDNAや遺伝を甘く考えるなということでもある。
結婚が紛れもない人生の分岐点だと言うことはそこにある。
最近のニュースを参考にさせて頂くなら、神戸大学のサークルが旅館で乱暴狼藉を働いたことだ。
おそらく小さい頃からいっぱい勉強をして入学した人たちだ。
その関西の国公立大学では上位3校に入る名門校の学生が、なぜそんなことになってしまうのかと言うことだ。
神戸大学に入学しても、もしそのサークルに入っていなければそんな事に関わることはなかったはずだ。
この場合は、そのサークルに入るという分岐点が人生を悪化させたと言うしかない。
60人以上もいた人脈にその悪ふざけを止める人が誰もいなかったということは、裏返せばそこにいた人全員が人の人生を悪化させる人脈だったということだ。
人生を好転させる分岐点とは
前に書いたように人によって人生が好転するということは、自分も人の人生を好転させるパワーを持ってなければならないと言うことだ。
新しい人脈がどれだけよくても、自身に人生を好転させようという意識がないとどうにもならない。
人脈が変わる分岐点で意識しなければならないのは、新しい人脈よりも自分の意識が大切だということだ。
会社に新入社員が入社したら、その新入社員に関わる人と新入社員本人の意志のどちらもがその新入社員の人生に関わることになる。
その部署の人たちがこの新入社員を幸せにしてあげようという気持ちで育てるのか、それとも自分より活躍してもらっても困るから適当に使ってやろうと考えるかによって人生が違ってくる。
新入社員本人も、もっといい会社があればすぐに転職しようと思っているので適当に働こうとするなら、どれだけ周りの人が幸せにしてあげようと思っていたとしても人生の好転はないだろう。
最近の話題から拾わせて頂くなら、日本人の中でも最も優秀だと言えるあの大谷選手ですら人生の分岐点で戸惑うことになっている。
あの水原通訳との関係がそれに当たるだろう。
水原通訳側からすれば大谷選手との人脈は、誰が見ても最も人生を好転させる分岐点だっただろう。
なぜ人生が好転せずに悪化してしまったのかは、言うまでもなく本人の意識が人生を好転させようとしていなかったからだ。
大谷選手側からすればその逆だ。
思いもしなかったにせよ、水原通訳との人脈が今のところ人生の悪化を招く原因になっている。
今が大谷選手にとっての踏ん張り時だろう。
しかし大谷選手が持っている人を幸せにするパワーは、水原通訳だけのものではないので多くの人が大谷選手を応援するはずだ。
もちろん人を幸せにするパワーだけでなく、少しずつ溜めてきた運も味方するはずだ。
60代で人生を好転させることができるのか?
定年退職した60代の私がなぜ分岐点について書くのかと言えば、まだ諦めるのは早いのではないかと思ったからだ。
定年退職とは人脈が全てリセットされる分岐点だと以前に書いたが、ひょっとしたらまた新しい人脈ができるかもしれないと思い始めたからだ。
一応パンデミックも終息して人との関わりも増えてきたなら、新しい人脈が増えてもおかしくはない。
その時になって、自分の意識をどう持てば将来の人生を少しでも好転させることができるのか考えた次第だ。
これまでの人生を振り返っても、人脈が入れ替わる分岐点で大きく人生が動いてきた。
今思い返してみても、その時の反省は自分の意識だ。
自分のことだけ考えるのではなく、他の人を幸せにしたいという意識が足りていなかったことを反省している。
満足できるのは子どもたちに対してだけだ。
当然と言うしかないが、自分の子どもたちを幸せにしたいという意識は働いていた。
これはおそらく誰でも共通した認識だろう。
そのお蔭もあって家族間では幸せな人生を送ることができている。
これは結婚という分岐点で人生が好転した結果なのだろう。
定年退職を最後の分岐点だと言い切っていたが、それは間違いだったのかも知れない。
サラリーマン時代とは比較にならないほど少ない人脈ではあるが、人生の分岐点と言えるのは人脈の数ではない。
結婚のようにたった一人の人脈であったとしても、大きく人生が変わるということに間違いはなさそうだ。
SNSで詐欺師の一味に加わるような最悪の分岐点は絶対に避けたいところでもある。
他人を幸せにしたいと考える者がそんな人脈を望むことはあり得ない。
詐欺師の人脈に近付くのは自分のことしか考えていないからでもある。
人生を好転させるために必要なのは、人を幸せにするパワーだということを今更ながらに戒めている。
最近は定年退職で少なくなった人脈の出入りを大切にしたいと思っているところだ。
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