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身体の不調対策のヒント7  不眠気味①

このところの5~6年で、最後まで残った身体的な不調は「不眠気味」です。

いろいろな試行錯誤の結果、ほとんど良好ですが、夜中に起きてしまうことはあります。不眠症のなかでも「途中覚醒」といわれる状態ですが、一般的にはよくある状況のようです。

しかし、夜中に寝直すことで、睡眠時間が7~8時間は確保されており、日中は、以前あった頭の芯の眠気が取れない、ということもなくなり、現在は実質的には「問題ない」状況です。

1. 自宅にて「体質改善」を目指す

一時期、「睡眠導入剤」や、「睡眠薬」を用いたこともありますが、自宅にて「体質改善」をして治せないか、という思いも強く、

医師のサジェスチョンや、自分なりに調べたりして、試行錯誤を繰り返して行きました。

人によっては依存性や、副作用も考えられ、心配だったという点もあります。

(西洋医学的方法は大切であり、ベースに置くのが良いと思いますが、病気の治療時はケースバイケースで、自分でもよく考えて行うのがベターと思っています)


2. 不眠症の概要

「睡眠障害(不眠症)」には、大別して4種類あるようで、それぞれ処方に仕方が違うようです。概要を添付します。


厚生労働省 eーヘルスネット

(1) 不眠症の種類 (eーヘルスネットからの抜粋)

不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの

睡眠問題が1ヶ月以上続き、

日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。

また、不眠の原因は、

ストレス・こころやからだの病気・クスリの副作用などさまざまで、原因に応じた対処が必要です。不眠が続くと不眠恐怖が生じ、緊張や睡眠状態へのこだわりのために、なおさら不眠が悪化するという悪循環に陥ります。


(2) 原因別対処方法 

 1) 不眠の原因(eーヘルスネットからの抜粋)


A ストレス :ストレスと緊張はやすらかな眠りを妨げます。神経質で生真面目な性格の人はストレスをより強く感じ、不眠にこだわりやすく、不眠症になりやすいようです。


B からだの病気: 高血圧や心臓病(胸苦しさ)・呼吸器疾患(咳・発作)・腎臓病・前立腺肥大(頻尿)・糖尿病・関節リウマチ(痛み)・アレルギー疾患(かゆみ)・脳出血や脳梗塞などさまざまなからだの病気で不眠が生じます。また睡眠時無呼吸症候群やムズムズ脚症候群(レストレスレッグス症候群)など、睡眠に伴って呼吸異常や四肢の異常運動が出現するために睡眠が妨げられる場合も珍しくありません。
不眠そのものより背後にある病気の治療が先決です。原因となっている症状がとれれば、不眠はおのずと消失します。


C こころの病気 : 多くのこころの病気は不眠を伴います。近年は、うつ病にかかる人が増えています。単なる不眠だと思っていたら実はうつ病だったというケースも少なくありません。「早期覚醒」と「日内変動(朝は無気力で夕方にかけて元気がでてくる)」の両方がみられる場合には早めに専門医を受診してください。


D 薬や刺激物:  治療薬が不眠をもたらすこともあります。睡眠を妨げる薬としては降圧剤・甲状腺製剤・抗がん剤などが挙げられます。また抗ヒスタミン薬では日中の眠気が出ます。コーヒー・紅茶などに含まれるカフェイン、たばこに含まれるニコチンなどには覚醒作用があり、安眠を妨げます。カフェインには利尿作用もあり、トイレ覚醒も増えます。


E 生活リズムの乱れ:  交替制勤務や時差などによって体内リズムが乱れると不眠を招きます。現代は24時間社会といわれるほどで昼と夜の区別がなくなってきていますから、どうしても睡眠リズムが狂いがちです。


F 環境:   騒音や光が気になって眠れないケースもみられます。また寝室の温度や湿度が適切でないと安眠できません。


 2) 私の場合の不眠原因

 「中途覚醒」型ですが、夜中の0~2時ころに、一旦起きてしまう。すぐに寝直せれば大丈夫です。

  ・  ストレス要因

 原因として、まず、上記Aのストレスによることが考えられました。

またそのうちのひとつの要因として、年齢による自律神経の働きの変化が考えられました。

年齢が進むと、だれでも、自律神経の交感神経の働きは継続されるのに、副交感神経は働きが弱くなるそうです。副交感神経は「眠りのホルモン」、交感神経は「活動時のホルモン」です。

交感神経が優位、副交感神経が劣勢は、ストレス要因であり、夜、眠れにくくなる、眠れなくなりやすいのです。


<自律神経とは> インターネット情報

自律神経とは、内臓の働きや代謝・体温などをコントロールする神経です。

自律神経には2種類あり、活動する昼間に活発になるのが「交感神経」で、リラックスしている夜間に活発なのが「副交感神経」です。

わかりやすくいうと、交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキだと思ってもらえるといいでしょう。


もうひとつは、世の中が混乱期に合って、当初、私はテレビやインターネットでもニュースや報道について、見たり読んだりする機会が多いでした。

悪いニュースや報道、情報があふれていたのです。

現在は、コロナ禍のニュースであふれていますが、

変な事件、組織的犯罪、詐欺事件の横行、ブラック企業、世紀末的現象、異常気象、天変地異の類、SNSの乱れ、現実面でのモラルや道徳観の欠如、などなど、どれも神経を逆なでするようなものが多かったので、精神的なストレス過多で、イライラしたり、不安になったり、怒ったり、で、交感神経が慢性的に高ぶった状態になっていました。

  ・生活リズムの乱れ要因

 会社勤めという一定の生活リズムから多くは家にいるという生活リズムの変化、

また、定常的に仕事をしているという精神的肉体的な対応上の変化が、微妙に作用し、不眠という形態を伴ったことも、考えられました。

  ・その他

  やはり、変革期にあって、先が見通せない、よく分からない、「世紀末的現象」のようにも思えて、何となく不安感がぬぐえない。


3. 今回のまとめ

 「年齢的なもの」「生活環境の変化」「変革期という時代」、などが、私の「不眠気味」という症状に現れていたと思われました。

個人個人、事情や病気の原因は違いますので、私の例がそのまま誰にもあてはまるということはないと思います。

 ただ、特に変革期には、まずは「心身の健康」や「心の安定」を求めるのが常道だと思いますが、何らかの参考にならないかとまとめています。


 長くなるので、今回はこれで終わります。

次回は、具体的な対応内容についてまとめるつもりです。

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なお、こうやって、お役立ち情報的な文章をまとめて投稿すること自体は、自分の頭の活性化や、精神的充足感を求めてのことかも知れません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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