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夢日記 2022-10-04 親友

オフィスビルの高層階で
全てのエレベーターのボタンを押した

18時に近くの駅が爆破される
このビルも安全ではないかもしれない
半信半疑で逃げる人々をエレベーターへと誘導する

その中に、まだ一人で歩けない子供を連れた、親友がいた
「ねえ、どうしよう、どこに行けばいいかな」
不安そうに尋ねる年下の親友を一人にすることができず
一緒にエレベーターに乗り込んだ

エレベーターを降りると
地上は人で溢れていた

駅から電車で逃げるべきか…
でも駅が18時まで安全とは限らない…
「とりあえず、隣の駅まで歩こう」
と言って親友の手を引いた

最短距離を移動するため、広い公園の山肌を登る
子供を抱えて山肌を登るのは大変じゃないかと尋ねたが
「大丈夫、慣れてるから」
と笑って見せた

ようやく丘の上に着く頃
遠くで轟音が響く
ビルの合間から、煙が見える気がする

「あれかな?」
初めて見るランドマークを指差すかのように尋ねる親友
「たぶんそうだとおもう」
まるで他人事のように答える私

「…どうやって帰る?」
あまりの非日常に笑いながら尋ねる親友
「とりあえず電車は動いてなさそうだから、歩こうか」
同じく、笑いながら答える私

こんな時でも笑えるものなんだなと
自分自身の感情の在処に感心しながら道を進んだ

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