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反抗期のない優秀な生徒でうまくやってきた長女の私が大学に行けなくなって気づいたこと

11月。

復学して2ヶ月立ったころ。
だんだん課題も増えてきた。

そんなとき、
生理痛で吐き気がひどく、そのまま1週間休んでしまった。

その週はたまたまチームでリサーチをするプロジェクトが始まった週だった。

自分の課題がうまくこなせなくなった。
プロジェクトに参加できなくなった。
うまくいかなくなった。 

私の中で、課題を完璧にやらずに授業にいくってのはありえない。

単位は落としたくないし、ちゃんと学びたい。

けれど、現実問題、
課題やれてないし、チームプロジェクトも何もできてない。

授業行く意味あるのかな?
いや、授業には行きたくない。でも...

なんで私は当たり前のことができないんだろう。私はもっとできるはずなのに、ってぐるぐるしてひたすら苦しかった。

とくに1番苦しかったのは、ママさんの顔を見ることだった。

だって、私と妹の学費を払うために頑張って働いてるのに、私は学校に行けてない。

お金をたくさんたくさんかけてもらったのに、
こんなダメな人間に育ってごめんなさい。

当たり前のことができないわたしでごめんなさい。

そんなふうにぐるぐるしてたら、
もう12月になってしまった。

・・・

これにはすこしハッピーなことがあってさ。

その大学行けてないってのを私がTwitterに書いていたんだよね。

それを妹がちらっとママさんに話してくれたらしくて。

それでママさんと顔を合わせちゃった時にね、

大学で何かあったの?

まぁ、できないものはできないしさ。
いくら頑張って全部大事にしようとしても抱えきれないしさ。

だから、
あんまり深く考えすぎずに生きてください😂

って伝えてくれたんだ。

すごく泣きそうになって、嬉しくて。
なにより、少し楽になったんだ。

そんなふうに思ってくれてたんだ。
わたしはここにいていいんだ。

そうやって思えた。

・・・

今もまだ大学には行けてないけれど、
だんだんそんな自分もいていいかもな、と許せるようになってきている。

すこし楽になってきたよ。

・・・

自分の苦しさに目を向けれたからこそ、今気づけたこと。 

1. 

苦しさを吐き出せるヒト・場を作ること。
そして、苦しいと感じたらとりあえず外に吐き出すこと。

自分の問題なんだから自分でなんとかしなきゃという思い込み、自分はできる子という高すぎる理想があるからこそ、現実できていない自分と比較してよけい苦しくなる。

だから、できない自分、ダサい自分、弱い自分、ボロボロの自分を見せてもいい人を作ること。

親じゃなくていい、大学の友達じゃなくていい、他人でいい。Twitterに書くだけでもいい。

自分の気持ちや苦しさを外に出して少しでも和らげるのが大事。

私は死ぬ勇気や自分を傷つける勇気がなかったけど、もし私にそれがあって溜め込み続けたら、究極 死んじゃってたかもしれないって思うから。

・・・

2. 

上がろうとせず、上を目指そうとせず、
ちゃんと止まって落ちること。

苦しくなっても、すぐその気持ちをどっかにやろうとしたり、そのできない自分をなくそうとしてしまう。

ダメになってもできる自分でいようとする。理想の自分にはやくはやく近づかなくちゃと生き急いでしまう。

それでもいいんだよ、大丈夫。

だけど、苦しくなったらその苦しさをなくそうとせずに、しっかりちゃんと立ち止まること。ちゃんと休んで、ちゃんと落ちることが大事。

中途半端に落ちて見切り発車しても、また同じ壁にぶつかってしまうから。

落ちている自分を感じること。
苦しくなっている自分に「頑張ったね」と声をかけてあげること。

今まで頑張ってきたんだから、休んでいいんだよ。
そんな時間がずっと必要だった。
そのタイミングが今なのかもしれないね。

それに、ドン底まで落ちきったら
あとは上がるだけだから!

※ いわしくらぶという、シーシャ屋さんの店員さん、川上さん(@kawakamitatsuki) に教えてもらいました。

・・・

3.

全てに一生懸命になってなれない。
長続きしない。

全てをうまく、完璧にやろうとしてた。

周りの期待を、実際にされているよりも重く多く背負って一生懸命動く。

1番大事な自分を1番置き去りにしていた。

勉強も、人間関係も、進路も、就活も、バイトも、インターンも。

すべてに対して一生懸命に、なんてできるかもしれないけど、それは難しいのかもしれない。

そう思ってるだけで、すべてに対して一生懸命が当たり前じゃないと思えるだけで、こんなに楽と、今気づけて本当によかった。

しっかりやるところはやりつつ、肩の力を抜くときは抜く。

そして、なによりもそんな自分も許すこと。

そんな時もあるよね、って自分に声をかけてあげること。

なにより本当に今気づけてよかった。

これからは、ゆるくても本当に大事にしたいものだけは大事する自分を許していく。

これからは、この練習をしていけるから。

・・・

今のところの気づきは、

見つけた 生きやすくなる術はこんな感じです。

また気づけたら、学べたら付け足そうと思います。

読んでくれて、ありがとう。

=====

おまけ

長女であり、優等生であり、反抗期がなかった。
その影響があったからこそ、今の私がいる。

けれど、それらの私を構成する要素が今まで私にどんな影響を与えてきたのかまとめてみました。

1. 長女であること

= ママさんやパパさんから怒られるときは大体「なんでお姉ちゃんなのに」という枕詞がつく。

= そのままの自分ではなく、周りの正解に合わせようとする。

= かつ、妹や弟、自分のかっこいい、すごい後ろ姿を見せたいっていう意思がより強くなる。だからこそ、よりできる自分でいようとする。

・・・

2. 優秀・優等生であること

= 優秀でできる自分がどんどん当たり前になっていく。

= だからこそ、できない自分やダメな自分を無くそうとするし、隠していく方向に向かう。

= その結果、周りからはできる部分しか見えないから評価は良くなっていくし、できない部分を改善していこうとするからうまくいく。

= けど、その分、人を頼れなくなったり、弱みを見せれなくなったり、満足する・現状に満足するっていう言葉が自分の辞書からなくなる感覚がある。

= その結果、何もできない自分を認めるなんてもってのほかだし、成長しない・立ち止まってる自分を許せなくなる。

・・・

3. 反抗期がないということ

= 自分の気持ちやわがままよりも、相手・周りが求めていることに合わせていく。

= 自分の気持ちやわがままを押し通した経験、爆発した経験、グレた経験がない。

= だからこそ、押し殺すのが普通になる。

= 自分でそれが苦しいってことに気づかない、気づけない。

・・・

そして、もう一度。

読んでくれてありがとう。おやすみなさい。

読んでくれて、めちゃめちゃありがとう。 もうたまらなく好き。なんだろう、心がほかほかする感じがする。 暖かさをありがとう...!自分を褒めたいとおもいます🌷