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「ゆめ」と「夢」。

わたしは夢を抱く以前に、既に「夢」を持っていました。

「名前」
この世界にやってきて初めて受け取る、自分をあらわす大切な言の葉。

わたしは、「夢」が入った名前を両親から貰いました。
これにもう一文字足したわたしの名前は珍しく、同世代では被ったことが一度もありません。
読み方は漢字そのままなのですが、少し前に流行ったキラキラネームの影響なのか初対面の方には一捻り入れて読まれることが多いです。
あと、何故か手紙や書類で漢字を間違えられることが多く、随所で夢が様々な現象を起こしているので、もはや間違われることを楽しんじゃってる自分がいます。

そんな「ちょっと珍しい自分の名前」が、わたしは大好きです。



さて。両親から既に「夢」を受け取っていたわたしですが、名前には夢があるのに子どもの頃から明確な将来の夢を抱いたことはあまりありませんでした。
あったとしても「ポケモンマスター」とかそういう感じです(幼少時から全くブレない不屈のオタク精神…)

物心ついた頃から大学まで専門的に学んだ音楽は、今では生涯の友です。耳の力に恵まれ、音が音符に聞こえる世界で生きています。
しかし、そこまで続けていても「ピアニスト」などの夢は抱きませんでした。

将来の夢がないことがずっと悩みであり、コンプレックスでもありました。
何がやりたいのかわからなくて、就活の時はすごく苦しかったのを覚えています。
幼少時から抱いていた夢を実現している友人や同級生を見ていると尊敬する反面、何もないことが苦しくて、不安で、やがて心身の調子を崩しました。
卒業後は他の世界も見てみようと、一旦音楽から離れて別の道に進み今に至ります。


そして今も、夢と言われると未だによくわからないのですが、「やりたいこと」はたくさん出来ました。

「働き方を変えて、音楽と食両方に関わる仕事をする」
「静かな田舎で暮らす」
「心身健康でいる(←やりたいこと?)」
「ゲーム音楽や動画のBGMをつくりたい」
「ヒルクライムのタイムを縮める」
「戦闘機(=新しい自転車)欲しい」
「武道にチャレンジしたい」
「星撮りに行きたい」
「Vlogやってみたい」
「会いたい人に会いに行く(家族友達、推しも全部ひっくるめて)」

など、小さなものから大きなものまで、挙げ出したらキリがないです。

やりたいことを続けていたら、何か見えてくるのかな?と最近は考えています。
だから、「やりたいことはやる」。
そして、「どうせやるなら楽しんで」やる。
それが、現在の目標だと言えるのではないかなと思います。

そしてこれらのやりたいことを実現させていくことが、今抱いているわたしなりの「夢」なのかもしれません。



夢を追究する旅路が、人生のテーマなのかもしれませんね。






ちなみに、本当に夢のような領域の話だと
「特殊能力を身につけたい(魔法とかそういう系の…笑)」
というものもあります(例によってブレないオタク癖発動)
こっちの方が夢らしいかもしれませんね\(^o^)/


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