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ないものねだり

私が最近よく口にする言葉「ないものねだり」。

特に、東京に住む姉と話していると、人間は本当にないものねだりだなと感じるのです。

私は大学4年間を東京で過ごし、就職で地元の新潟に帰ってきました。

1つ上の姉は大学で東京へ行き、そのまま東京で就職しました。

最近2人で、「これからどうする?」みたいな将来の話をよくするのですが、新潟で働く私は、いろんなお店があったり、会社があって、大学の友達もいる東京がいいなと思い、もう一度上京しようかとも思います。

でも東京で働く姉は、地元の自然豊かで静かな感じとか、家族が近くにいることを羨ましいと言います。


その時私は、もし私が東京に行ったら、姉と同じことを言うんだろうなと思いました。

お互い自分の現状に満足してないから、他の人がよく見える。


全ての願いを叶えることはできません。何か1つを叶えるためには、犠牲や我慢が必要な時もある。

大事なのは、優先順位ですよね。

1番叶えたいことや手に入れたいものは何か。譲れないものは何か。

仕事、恋人、家族、娯楽、自然。

以前にも書いた通り、選択肢が多いというのは幸せなことであり、難しいこと。

だからこそ、ないものばかりを嘆くのではなく、「足るを知る」を大切にしなければならない。

そして、たくさんある選択肢の中から自分が選んだ道を、後悔しないように前だけをみて進んでいく。壁にぶち当たった時は、自分が今持っている幸せに目を向ける。

そうやって少しずつ、自分らしい人生を作り上げていきたいと思う今日この頃です。

この記事を書きながら改めて思いましたが、「足るを知る」って良い言葉ですね。

自分がネガティブモードに入った時はこの記事を見て、思い出したいと思います(笑)


たくさんの人が、近くの幸せに気づけますように。


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