二宮JAPAN 攻撃基盤
こんにちは。
2/15の練習試合で左肩を脱臼し、右手でPC打ってます。
とても時間かかります。
阿久津佑真です。
今回は前回の記事の内容で、攻撃にフォーカスしてもう少し深く説明していこうかなと思います。
前回は5レーン理論をなぜ意識づけするのか、これを行うことで何を支配し、どういう風に試合を優位に進めるのかという記事を書かせていただきました。
前回の記事を読んでいない方は先にこちらをどうぞ
↓↓↓
攻撃での共通認識
まず、このチームでの最終目標は当たり前にゴールを取ることにあります。
次に、ゴールを取るためにビエルサラインを引いたPA内でシュートを打つことを目標とします。
ビエルサライン
ビエルサラインとは、ゴールポストからPAの角に向かって引いた線のことで、得点の85%はこの線の内側で生まれていると言われています。
この中でシュートを打つために私たちが攻略したいスペースがニアゾーンというスペースです。世間でいうポケットと呼ばれるスペースですね。
チーム内で同じスペースを共通言語で表せているのであればOKです。
(ここが超重要だったりします。)
ニアゾーン(ポケット)
続いてニアゾーンについてのお話をしていきます。
ここは先週の記事に書いた5レーン理論の中の、ハーフレーンにおける相手PA内のことを指します。
この黒くなっている場所ですね。
このスペースを攻略し、ここからクロスを上げることで格段にビエルサラインの内側でシュートを打てる確率が上がります。
マンチェスターシティがこの場所を使い得点を多く取っていますよね。
次にこのスペースを攻略するために必要となる、チャンネルという存在のお話をしていきます。
チャンネル
チャンネルとは、SBとCBの間のことを指します。
赤い線を引いたところがチャンネルと呼ばれるSBとCBの間ですね。
チャンネルを走り抜けることでニアゾーンのスペースへと侵入できるようになります。
しかし、ただ単にチャンネルを走り抜けるだけではCBもSBもついてきますよね。
なのでこのDF達をついて来させないようにするためにWGとCFが鍵になってきます。
ピン留め→チャンネルラン
1-4-1-2-3というポジショニングを取ることでこのスペースを取りに行く選手が明確になり、共通認識が共有され、より攻撃しやすくなります。
WGが相手SBをピン留め、CFが相手CBをピン留めすることでチャンネルを閉じること、チャンネルラン(チャンネルを通過するランのこと)を行う選手についていけなくなる。
これで初めてニアゾーンに走り込むチャンネルランが行われる舞台が整いました。(中盤のマークなど他にも色々な条件はありますが、簡単に説明するとこういうことです。)
目標からの逆算
今回の記事の中で重要なこと
ゴール
↓
ビエルサライン
↓
ニアゾーン(ポケット)
↓
チャンネル
↓
ピン留め→チャンネルラン
このように、ゴールをどのような形で取りに行くのかを決定することで明確な道筋が見えてきます。
ただこれを決定して終わるのか、
自分自身だけに落とし込むのか、
チーム全員に伝えて終わるのか、
チームに落とし込んで終わるのか、
チームで実行するのか。
決定して終わりではなく、一人だけでなく、全員で共有し、全員で実行することが成功への道です。
どれか1
つでも欠けてはいけません。
チームスポーツでは全員が同じ目標に同じ熱量で向かって行くことが必要になります。
それが流行りの言葉で言う『ONE TEAM』と言うものですね。
それと同じで目標へのプロセス全て全力で行うことで成功へ近づきます。
ここは覚えていてください。テスト出ますよ。
ってことで、話を戻すと、
目標設定
目標からの逆算
によって明確な道筋ができました。
ここからがチームスポーツの面白いところです。
この目標からの逆算で出てきたタスクを個人で行うのではなく、
11人+ベンチメンバー+ベンチ外メンバー+監督+コーチ+その他スタッフ
この全員がそれぞれのタスクを理解し、実行できることが勝利を掴み取るための1番の鍵です。
なのでこういったチーム内情報を整理して公開しています。
まだまだ記事は書き続けるので是非見てくださいね。
今回は少し長くなってしまい申し訳ありません。
以上で終わりにします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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