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お香つくり-お遍路のご縁-


みなさん、こんにちは。

私は、自分で作ったお線香をもってお遍路巡礼をしています。
そこで出会った方が、お友達を連れてお香つくりに来てくれました。



お遍路のご縁

白檀の三角コーン、シャム沈香のお線香、部屋香の作成を3名様承りました。


三角コーンは手でこねて手で成形するので、形や大きさは不揃いになるけど。

でも、これがまた味があって良いのです。


シャム沈香は香りが繊細で妖精のようなほのかな甘い香り。
シャム沈香をメインに、他の香料と調合していきます。


配合量を記入しても、その時の気温、湿度、気分で香りは微妙に変わってきます。

一期一会の香り。

とても優しい、癒やしの香りのお線香ができあがりました。

眠る前や瞑想に使われると、リラックス効果がありそうです。


部屋香は、邪気退散、福招きの匂い袋の大きいバージョンです。

甘すぎず、爽やか感もあり、派手すぎない華やかさ(気品)の香りを作りたいとの希望。

私はイメージ的に”梅”が浮かびました。
梅って、炊きたてのご飯の香りがするんです(表現がw)

甘いようなすっぱいような。

私は妊娠中は、とにかくこの香りがダメでした、、(余談)

ピンク色、黄色、白色、、。派手すぎないけど存在感があるかわいらしい色と形。

私は、梅の花と香りが大好きです。

部屋香(訶梨勒)「かりろく」とは


部屋香は、”訶子の実(かしのみ)(別名ミロバラン)”を袋の中に入れます。

インドでは、聖なる木とされています。

正式では、12種類の高木、訶子の実をいれたものになります。

その由来は、、。
  ↓

株式会社一(いち)ホームページより


桃太郎さん(桃の種)邪気退散

訶子の実(かしのみ)は、なかなか手に入らないので。

私は、桃の種を使います。


乾燥させた桃の種


桃太郎さんでも有名ですが、桃は邪気退散の力がある果物です。

夏の間にせっせと桃を食べて、種を乾燥させています。

部屋香は、調合した香料、桃の種を1個入れて完成です。



お遍路で出会ったお友達

みなさん、ときにワイワイ笑いながら。ときに真剣に。

とても楽しい時間を共有させていただき幸せでした。

ありがとうござました。



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