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おにぎり。でなく、おむすび。

朝、clubhouseの番組「morninghouse」で、「おむすび」について色々と考えました。

「旅するおむすび屋」をなさっている菅本香菜さん

握るんじゃなくて、人と人とを結ぶ「おむすび」。

香菜さんは過去に辛い摂食障害の経験があるようですが、そんなことを感じさせないくらいの笑顔(声からも伝わる癒しと元気!!)

感じたことを以下の4つにまとめてみました。↓↓

1、子どもに伝えたいこと
2、当たり前の概念を再考する 
3、親と子ってなんだろう。
4、失った命と決意。


1、子どもに伝えたいこと

そうだ、「おむすび」を作れる子どもを作ろう

私は自分のやりたいこと(一人で思考すること、読書することなど)に頭を使うので、どうしても家事に頭を使うのが好きじゃない。(ちなみにほとんど頭を使わない掃除や片付けはスッキリするので好き。)

私にとって「創作活動」であるご飯作りにはエネルギーを奪われる。こだわればできるんだけど。


川原卓巳さん(←息子の名前をいただいた方)オンラインサロンSENSEの一員として、日々たくさんの人と繋がらせていただく。価値観が似ていて、でもやっていることが違う人たちに出会うってこんなに世界観が変わるんだ、ということも教えてもらった。

今朝の放送で、民子さんという方(実は、勝手にこっそり人生の師匠にしている。「ありのまま感」が大好きで💕)、その民子さんが初めて声を震わせながら話された。SENSEではそんなキャラじゃないのに。


「子どもにしっかり食べさせられない罪悪感がある」

もうね、これね、泣いたよね、私も。わかりすぎて。

ちょうどミニたくみ(4ヶ月の息子)に授乳してたけど、我慢できなかったよね、うん。つつーーって泣いた。決壊しそうで堪えたけども。

ミニたくみには授乳、2歳の娘にはご飯・・・。十分にしてあげられていない。授乳中なんて、もっと食事に気をつけなきゃいけないのに、そこに手がかけられない。2歳の娘のイヤイヤにも付き合ってあげたいのに、手が回んない。やりたいことや理想の母親像に近づきたいのにそこまでいけないもどかしさ、葛藤。


子ども時代。母がやってくれていたこと。食卓にたくさんのご飯が並んで、家族全員で毎朝わーわー言いながら食卓を囲んで。笑ったり喧嘩したり喋ったりしながらご飯を囲んだ。3人きょうだいの末っ子の私。いつも兄弟喧嘩ばかり。甘えたいばっかり。親が共働きで忙しくしていて、平日はほぼおばあちゃんに育ててもらった。休日に母親の作ったご飯を家族全員で囲めたあの日々は本当に嬉しかった。おばあちゃんも大好きだったけど、やっぱりお母さんには敵わんのよね。

それを知ってる。

だから子どもにご飯と幸せと愛情を与えてあげたい・・・。


2、当たり前の概念を再考する

子どもにしっかり食べさせたい。心からそう思ってる。でもできない。やりたくない日もある。いや、たくさんある。

まず圧倒的に大人の手が足りなくて、実質ワンオペ状態で、二人を連れて買い物に行くことから考えてしんどい。・・・書き出したらキリないからここは省略。

でも思った。

「大人が与えてあげる」、その概念を捨ててもいいのかなって

子どもにやり方を伝えたら、あとは任せる。見守る。必要な時に手を貸す。そして「いただきます、ありがとう、おいしよ」を言いたい。

忙しくしていたうちの母親は、一生懸命ご飯を作ってくれた。でも中学くらいになって「お手伝い」を女の私には強要されて、それも謎なタイミングで。(今ならわかるよ、頑張ってたね、お母さん。)

そして時間にきっちりした母には「よし、ここまででいいわ、かわろう」って言われたのが寂しかったし、内心怒ってた。「私にもやらせてよ!最後までやって認めてよ!褒めてよ!」って。

あ〜、全部繋がるなぁ。

娘とやりたい、娘にやってほしい。もちろんもう少し大きくなったら息子にもね。


家にお米がないことはあまりない。ありがたいことに遠方の旦那さんの実家からお米はいただく。お米を洗うこと娘は大好き。おにぎりなら大体食べてくれる。

じゃあ、一緒にやればいいね。そう考えると、家事育児がもっと楽になりそう。


3、親と子ってなんだろう。

「子どもにご飯を与え続ける」のが親なのか?

「子どもに作り方を教えるのが親じゃないのか?」そんなことを考えた。


「お金を与えることが親じゃない、お金の稼ぎ方や使い方を教えるのが親」

「愛を与えるだけが親じゃない、愛の貰い方や愛を送る・伝えるのが親」

今はそう思う。私の中でも変わるかもしれないけどね。


4、失った命と決意。

長年の不妊治療を経て、今ここに2人の宝物がいる。そして今この時間がある。

伝えたいものがある。

今、心に決めていることがある。

自分の両親よりは後に死ぬ。

わが子達より先に死ぬと。あとは大体何でもいいや。

不妊治療で2度自分の子どもを失った。今の娘は本当なら双子のはずだった。あの時の自分が今の自分を強くしなやかにしてくれる。


あとは楽しく、ワクワクしながら過ごしたい。

人と人とを結ぶ「おむすび」。こんな暖かな、幸せなワード。

明日からも楽しみです。ホクホク💕


【追記】今日のMorning house、ワクワクゾクゾクしすぎて、ながら聞きのはずが、朝の準備が終わらず、一日の予定をかなり変えました〜〜あらま。

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