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AutoCADで身につける建築2D・3D製図

さまざまな用途で活用されているCADソフト「AutoCAD」を用いた建築製図の手法について、2次元から3次元まで一貫して解説したガイドブックです。大学・専門学校等で学ぶ初学者やこれから習得しようとする実務者で、効率的な操作をみっちり学びたいという方におすすめ。

著者は、磯崎新アトリエで15年勤められた後に独立され、現在は静岡理工科大学で教鞭をとっておられる佐藤健司さんです。

ルイス・カーンの名作〈フィッシャー邸〉を題材に、平面・立面・断面の製図から、それを基にしたモデリング・レンダリング、そしてプレゼンボードの作成方法まで、詳しく紹介しています。
特に、マウスでの操作ばかりでなく、プログラム指示を直接打ち込む「コマンド入力」の活用による効率的な作図をレクチャーしている点がポイント。バージョンアップでUIが変わりやすいAutoCADを実務で使用するにあたってはぜひ身につけておきたい技術です。

内容紹介

AutoCADによる建築製図について、2次元図面の作図から3次元でのモデリング、レンダリング、プレゼンテーションボードの作成まで、コマンド入力も用いた効率良い作図手順を解説する初学者向けガイド。名作住宅フィッシャー邸を素材とし、実務レベルまで役に立つ作業のコツや知識も適宜紹介。GISとの連携など応用的な操作も紹介。

著者紹介

佐藤 健司
静岡理工科大学理工学部建築学科教授。1958年、埼玉県大宮市生まれ。1981年、東京大学工学部建築学科卒業。1983年、東京大学大学院工学系研究科建築学専門課程修士課程修了、工学修士。1983-1984年、メルボルン大学大学院留学(ロータリー奨学生)。1985-2000年、株式会社磯崎新アトリエ勤務。2000-2017年、有限会社佐藤健司建築都市研究所代表取締役。2017年より現職。著書に『建築図法 立体・パース表現から設計製図へ』(学芸出版社)。

目次

[Part Ⅰ 2次元の作図]
Chapter 01 直線・円・円弧の描画
Chapter 02 平面図の作図
Chapter 03 文字と寸法の記入
Chapter 04 断面図・立面図の作図
Chapter 05 複合図形
Chapter 06 コマンドのカスタマイズ
Chapter 07 フィッシャー邸――平面図の作図
Chapter 08 フィッシャー邸――断面図・配置図の作図

[Part Ⅱ 3次元の作図]
Chapter 09 モデリングの基礎
Chapter 10 フィッシャー邸のモデリング
Chapter 11 曲面の作図
Chapter 12 フィッシャー邸――敷地のモデリング
Chapter 13 フィッシャー邸のレンダリング

[Part Ⅲ 応用編]
Chapter 14 プレゼンテーションボードの作成
Chapter 15 地形のモデリング
Chapter 16 GISとの連携

書誌情報

体 裁 B5・192頁・定価 本体3000円+税
ISBN 978-4-7615-3270-3
発行日 2021-04-10
装 丁 赤井佑輔・渡会芽生(paragram)

企画・編集 松本優真

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