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闇営業問題の本質。

今話題の闇営業に関する記事を見て思うことは、最も悪いのは芸人では無く、反社会的勢力だということを忘れていないだろうか?ということ。少し考えてみた。例えば、自分の知り合いに数十分芸をするだけで数十万貰えると言われた行った飲み会に『あ、この人たち危なそうだ』と思った場合、『すみません、危ない人たちそうなので帰ります。』と断れるだろうか。仮にも知り合いの紹介かつ、大金が貰えるという状態にあったときに、『あ、反社会的勢力っぽいな、、お金を諦めて帰ろう』と考え、それを実行することが出来るだろうか。私はそれほど自信が無い。

加えて余談だが、吉本興業は直接営業禁止等の契約書は無いらしい(常識的に考えてだめなことなのだろうが。)。

私は今回謹慎となった芸人達がこのような結果に陥ってしまった本当の原因は、そもそも反社会的勢力が稼げる世の中であること。だと思う。

軽率な考えで、お金を貰ってしまった芸人を責めるのは簡単だ。これまで多くのお金を貰ってきた芸人たちが地に落ちる姿を見るのが快感の人もいるかもしれない。今のメディアの論点は芸人が復帰できるか?といった、芸人の処置に関するものが多い。

このような件が起こった最大の原因は、反社会的勢力が世の中に存在することであって、またその一因として反社会的勢力と知りつつ転売されたチケット等を買う一般人も含まれるのではないだろうか。チケットを転売する人が悪い人と分かっていながら、チケットを買っていないだろうか。

今回の件で、芸人のみを責める記事は要らない。もっと本質的な問題に切り込んでほしい。これを論点をずらすな。というと様な人もいるだろうが、それはお金を稼いできた芸人に嫉妬している人たちだろう。

個人的には、反社会的勢力と繋がりのある人の見分け方いう様な記事が有れば、非常に読んでみたい。

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