横浜出身=都会出身の誤解。
『横浜の出身です』
『おーめちゃめちゃ都会だ。』
『いや、そうでもないんですよね。。』
この話を何回しただろうか。
私の住んでいた横浜は都会と呼ばれるところでは決してない。畑だって、森だってある。おそらく横浜と聞いて、みなとみらい、を想像しているのだろう。横浜の中であれほどキラキラした場所は、ほんの一部でしかない。横浜市民なら誰でも納得するだろう。
東京だって、東京ときいて想像する東京は東京23区、いや、実際はその中の3区のことだろう。
一部分を見て、それが全てと誤解してしまう例は意外と多い気がする。その対象が自分があまり知らないことであればあるほど誤解は大きい。
例えば、海外出張。学生の頃考えていた海外出張は、空港をかっこよく歩き、颯爽と飛行機にのり、パソコンを、開いたり本を読む。そして、海外に着けば外国語を操りビジネス(よく分からないけど)をする。なんて考えていた。
実際に自身が海外出張に行くようになり知った実態はこうだ。空港では基本座って待っている。そして飛行機に乗るときは出来るだけ楽な格好。飛行機内では、短時間は仕事や本を読むやる気を見せるものの、結局すぐ寝てしまう。現地に着けば迎えのタクシーが来ており、ただそれに乗るだけ。全くかっこよくない(私の場合だけかもしれないが。。)。
またこれがプラスになるときもある。私は過 去に、TOEICで800点以上をとっている。これを聞くと、へーペラペラなんだ。。と言われる。しかし実際は全くペラペラではない。TOEICで400点代をさ迷っていた自分が思い描いていた800点以上の人とは大きく異なる。ただし就活の時は役立った。800点以上と言えば、『よく頑張ったね、英語は大丈夫だね』などと評価してもらえる。その時には『別にそんなことないんですけどね。。』とは言ったりしない。はい。ありがとうございます。などと真面目な顔で言っていた。
今の日韓問題でも、同じようなことが起こっている。ある人が過激なことを言っているところを見ると、その国の人が皆そういう考えを持っていると思ってしまう場合がある。勿論それは間違えであるし、こわい勘違いだ。
こういう勘違いを無くすためにも勉強は怠らず、正しい知識を積みたいなと、都会でない横浜出身の私は思った。