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オスがメスを選ぶ為の条件

オスがメスを選ぶ為の条件とは何だろうか。

少し意味が分かりにくいので補足すると、
基本的に生物界ではメスがオスを選ぶ。
メスは、強い(オス同士の闘争に勝つ)オスを選んで子孫を残す。
ここで疑問となるのが、「何故オスがメスを選べないのか。」である。

強いオスは多くのメスとの間に子孫を残せるが、弱いオスは全く残せない場合も多い。
逆に子孫を残せないメスはほとんどいない。

では何故、メスがオスを選ぶと言う構図が出来ているのか。
調べるとその答えは「出産、子育て」にあるらしい。

いまいちピンと来ないが、、基本的にオスは子孫を残すにあたって交尾のみ行う。
その後の出産、子育ては大抵メスの仕事となる。
この子作り後の仕事量のバランスがそのまま、どちらが選ぶ権利を持つかということに繋がるらしい。

要するに、オスが全く子育てをしない種では、メスが子孫を残す相手を選ぶ権利を一方的に持つということだ。

面白いことに、オスが子育てにとっても献身なことで知られるタツノオトシゴは、オスがメスを選ぶ権利を持ち、ほとんど全てのオスが子孫を残せる。
逆に子孫を残せないメスが多い。

これは、ヒトの世界でも当てはまりそうだ。
イケメンはモテる。これはその後生まれる子孫がイケメンとなり、さらに多くの子孫を残せる可能性が高いから。

ではイケメンでない私などはどうすれば良いのか。
そう。イクメンになれば良い。
「なんか子育て手伝ってくれそう(やさしそう)。。」と思わせれば良いのだ。
無条件に生存競争に勝てるイケメンは無視し、「子育て手伝う良いオスだぜ!」というイクメンアピールをすれば良いのだ。

見るべきは鏡でなく料理本と言うこと分かる。

生物学は奥深い。

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