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映画「キャロルキング ホームアゲイン」は女性版ビリージョエルみたいだった


女性版ビリージョエル
ピアノを弾き、自分で曲を書き、哀愁の漂うメロディアスな歌を歌い、バンドに合わせてロックもする。ビリージョエルを彷彿とさせる。たぶん時代的にはキャロルキングの方が先ではないだろうか。むしろビリージョエルがキャロルキングに影響を受けていたりするのかもしれない。

ドキュメンタリー?ライブフィルム?
冒頭の20分ほど曲はなくずっと語りだった。嫌な予感がした。前にもライブフィルムだと思って観に行ったらほとんど曲が演奏されないドキュメンタリーだったことがあったからだ。なんだか他のお客さんも不安がってるような想像をして勝手に気まずかった。だがちゃんとライブが始まり10曲以上の曲が聴けた。良かった。

パフォーマンス

思ったよりも古い時代のアーティストだった。今の時代でも古臭さを感じる曲も一部にはあるが、曲も歌い方も古さを感じるものの方が多かった。10万人のオーディエンスを前に1曲目から堂々と歌い上げる姿はさすがだった。

お客さん
この日は映画館のサービスデイだったせいか人が多かった。映画館のお客さんで連れ合いできていて「キャロルキングってよく知らずにきたんですよ」と話し合ってる人たちもいた。

上映中は途中、近くのおじさんが「ふむん」「むむん」などの声を小さすたてる人がいた。映画の途中に変な声を立てるおじさんがたまにいるけどなんなんだろう。というかおじさんは何故変な声をこまめに立ててしまうのだろう。

この日は最前列が埋まっており前の席にはまた別のおじさんの禿げ上がった頭が見えた。前門のおじさん、左門のおじさんみたいな配置だった。こういう場合、映画に集中できるように人が視界に入らないように自分の手で顔を一部覆って対応したりする。

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