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伝説のプロレス家族物語 - 映画感想文「アイアンクロー」

# 実話に基づく物語

映画でありドキュメントでもある。テーマはプロレスかと思いきや、実は家族の物語だ。

# 映画館で観た感想

プロレスを題材にした映画というだけで希少だし、観られて良かった。

本当にプロレスを観る時のような手に汗握る感じはなかったが、ひとつのプロレス家族の歴史が映画として成り立っていた。

# 自分と言えば

決して熱いプロレスファンというわけではなく、試合も観に行ったことはないが、子供の頃、深夜のテレビ番組でプロレスが流れているとつい熱くなって観てしまっていた。

そもそもテレビでもスポーツ観戦はほとんどしないものの、それでもスポーツ観戦の中ではプロレスが一番好きかもしれない。

ちょうも最近プロレスの文庫本も買ったぐらい。そこにプロレス映画が公開されるというのたがらこれは観ないわけにはいかない。

# アイアンクローとは

相手の顔を鷲掴みにするプロレスの必殺技のこと。プロレスでは必ず技に技名をつけるのだ。

# 父

かつてプロレスラーだったがチャンピオンの座は掴み損ねた。今では自分のプロレス団体の経営者。

そのプロレス団体で彼の息子たちもプロレスラーとして活躍している。

# 長男

プロレスラーとしての人気は高いが性格はシャイでマイクパフォーマンスも下手なので、だんだんと次男にトップの座を奪われ始める。

だが家族を大事にする優しい男。

# 次男

マイクパフォーマンスがうまくプロレス向き。

# 三男

三男。

# 四男

まだプロレスを始めておらず、音楽に興味があり、バンドを組んだりしている。

# 一家の呪い

「この一家には呪いがかかっている」と言う長男。その呪いが現実となったのか、一家にはあまりにも多くの苦難が訪れるのだった。

# フェイク?

長男の彼女が「プロレスはやらせなのか?」と聞くシーンがある。長男は真正面から「やらせではない」とは答えずに「俺たちは真剣に取り組んでいる」というようなことを答える。

たしか日本でもプロレスラーが同じ質問を受けた時に同じ系統の返しをしていた気がする。

そう彼らは本気で真面目に試合をしているのだ。

# 結末

実話に基づく物語なので、決してフィクション映画のような大団円があるわけではない。あくまで現実の抜粋である。

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